タイトル等
神戸と兵庫のモダニズム
~初公開~ 川西 英えがく「兵庫百景」を中心に
会場
神戸市立博物館
会期
2008-12-20~2009-02-08
休催日
12月29日~1月3日、毎週月曜日(ただし、1月12日(月・祝)は開館、13日(火)は休館)
開催時間
午前10時00分から午後5時00分まで(入館は午後4時30分まで)
金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
観覧料
一般200(160)円、高大生150(120)円、小中生100(70)円
65歳以上で神戸市すこやかカード持参の方・障害者手帳持参の方は無料
※()は団体30名以上
主催者
神戸市教育委員会文化財課、神戸市立博物館
概要
昭和期の神戸において、近代洋風建築が建つ旧居留地や北野の風景を題材に描くことが当地の画家たちに好まれました。神戸の自然と建築を描いた作品は、モダンでエキゾティックな神戸のイメージをつくり上げることに寄与したと言えるでしょう。本展では別車博資(べっしゃひろすけ)、小松益喜(こまつますき)、神原浩(かんばらひろし)、元川嘉津美(もとかわかつみ)などが昭和初期から昭和30年代(1926~1964)にかけて制作した、建築を主題とする作品を紹介します。
また、神戸モダニズムの形成に重要な役割を果たした画家・版画家である川西英(かわにしひで)が昭和38年(1963)に制作した「兵庫百景」を初めて一括で特集展示します。戦前に版画の代表作「神戸百景」(1933~36)を発表し、戦後は神港(しんこう)新聞社の依頼により画集『神戸百景』として知られる描画シリーズ(1952~61)を制作した川西は、三度目の百景として、神戸新聞社の依頼を受けて兵庫県内のさまざまな風物を描く試みを行ないました。それが昭和37年1月から同38年12月にかけて、神戸新聞の日曜夕刊1面を飾った「兵庫百景」です。
今回公開される「兵庫百景」は、その貴重な肉筆原画で、晩年の基準作と言える資料ですが、さらにこの「兵庫百景」、実は神戸新聞社のためにもともと制作した描画とは別のセットという珍しい新出資料なのです。川西英自身が細部まで忠実に写して、色紙に描いた異版の肉筆画で、神戸新聞の連載記事と比較することもおもしろいでしょう。
「兵庫百景」には、チャータードビルが描かれた≪神戸海岸通≫をはじめ、豊かな自然と文化遺産を持つ県内の風景と名所にあふれています。ぜひ、コンパクトに“ひょうご見る旅”をお楽しみください。
ホームページ
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/
展覧会問合せ先
テレホンサービス 078-332-7810
会場住所
〒650-0034
兵庫県神戸市中央区京町24
交通案内
●JR「三ノ宮」駅、ポートライナー・地下鉄(山手線)「三宮」駅、阪急・阪神「神戸三宮」駅から 南西へ徒歩約10分
●JR・阪神「元町」駅から 南東へ徒歩約10分
●地下鉄(海岸線)「旧居留地・大丸前」駅から 南東へ徒歩約5分
●新幹線「新神戸」駅で 地下鉄(山手線)に乗り換え「三宮」駅下車
●神戸空港からは ポートライナーで約18分、「三宮」駅下車
ホームページ
https://www.kobecitymuseum.jp/
兵庫県神戸市中央区京町24
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