タイトル等
伊万里焼の文様
吉祥
会場
栗田美術館
会期
2008-09-13~2009-02-22
休催日
月曜日 祝日の場合は翌日 年末年始12月28日~1月2日
開催時間
午前9時30分~午後5時まで
観覧料
一般1550円(1390円)/小・中・高520円(460円)
()カッコ内は20名以上の団体料金
概要
めでたいきざし、このうえもなく縁起のいいことやその前兆、という意味を持つ言葉が吉祥(きっしょう)です。東洋では、富責や長寿、立身出世や子孫繁栄といったさまざまな願いを込めて、縁起のいいとされる文様、すなわち吉祥文様を絵画や工芸品に描くことが古くから行われてきました。
伊万里焼でも吉祥文様は、器面を飾る主要な意匠です。そのモチーフの多くは中国文化から影響を受けたものですが、日本独自のものもあります。この世の動物達の長だと考えられた特別な霊獣、すなわち龍、鳳凰、麒麟などの文様は中国文化の代表的なものです。誰もがよく知る松竹梅文様は、冬の寒さに耐え忍ぶ植物という意味で、これは中国文人の高潔な精神を象徴する「歳寒三友」に由来しています。そのほかにも、八宝思想にもとづく宝尽し文様などさまざまなものがあります。日本古来よりのものといえば、鶴は千年、亀は万年といわれる丹頂鶴と養亀の文様や、末広がりとして喜ばれる扇の文様などが知られています。
このような吉祥文様には、その願い事の種類によって、文様を描き分けているものが多くあります。今回の特集陳列では「辟邪・招福」「豊かな生活」「立身出世」「子孫繁栄」「不老長寿」「霊獣・霊鳥」というテーマで、伊万里焼の吉祥文様をご覧いただきます。
ホームページ
http://www.kurita.or.jp/
展覧会問合せ先
栗田美術館 Tel.0284-91-1026(代)
会場住所
〒329-4217
栃木県足利市駒場町1542
交通案内
●東武伊勢崎線足利市駅下車、タクシー利用15分
●JR両毛線富田駅下車、徒歩10分
●東北自動車道利用の場合佐野・藤岡インター下車、美術館通り旧50号交叉点、栗田山一帯
栃木県足利市駒場町1542
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