タイトル等
関合正明展
会場
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
会期
2009-01-04~2009-03-22
休催日
月曜日(ただし1月12日は開館)、1月13日(火)、2月12日(木)
開催時間
午前9時30分~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般250円(150円)、20歳未満と学生150円(100円)
※( )内は20名以上の団体料金です。
65 歳以上の方、高校生以下の方、障害者の方は無料です。
※鎌倉館の観覧券で当日に限り、無料でご観覧いただけます。
主催者
神奈川県立近代美術館
概要
関合正明は大正元年(1912年)に東京の明石町に生まれ、川端画学校で学んだのち27歳で中国大陸に渡りました。
そして満州国の文教部嘱託画家として働きながら満州国主催美術展覧会での特賞を受け、一躍注目を浴びるなか「黄土坡美術協会」を結成します。終戦により帰国し、1947年から2年間のみ国画会に参加した後は完全に画壇をはなれ、挿絵や装丁の仕事のかたわら個展での作品発表と句集・随筆集の執筆にいそしむ独行の画家・文人として、その闊達な人柄と相まって静かに熱烈な支持者を増やしていきました。
多くの交友関係のなかでも、満州時代に知り合い、『青い雲』(1969年読売新聞連載小説)や『リツ子・その愛』『リツ子・その死』などで挿画を提供した小説家の檀一雄との交友は、戦後ふたたび画家を海外へと連れ出します。1970年にポルトガル在住の檀に招かれ渡欧したのを機に、ヨーロッパやカナダ、韓国、インドネシアで描かれたスケッチをもとに、味わい深い風景画の佳品をつぎつぎに生みだしました。また晩年、1974年に北鎌倉に閑静な住まいを構え、なにげない日常の事物にも鋭いまなざしを注ぎ、ますますその画境に深まりをみせることになります。その非凡なデッサン力はさりげないカットにもうかがえ、底光りする魅力を放っています。
今回の展覧会は、2004年に亡くなった関合正明の画業を紹介する、初めての公立美術館での回顧展となります。油彩、水彩、パステル画、素描、挿絵や装丁の仕事、写真資料など約100点を展示いたします。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/
展覧会問合せ先
0467-22-7718
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
交通案内
■ 電車
JR横須賀線・江ノ島電鉄線 「鎌倉」駅下車、鶴岡八幡宮・北鎌倉方面へ徒歩約15分、または鎌倉駅東口2番のりばから 江ノ電バス(大船駅・上大岡駅・本郷台駅行き、約5分)で「八幡宮裏」下車徒歩2分

■ 車
横浜横須賀道路、朝比奈インターチェンジから 鎌倉霊園を経由して 鶴岡八幡宮前へ約5km

※駐車場はございません(障がい者用を除く)。障がい者用駐車スペースをご利用の方は、事前にご連絡ください。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
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