タイトル等
響け大空へ 金子卓義の書
会場
北海道立函館美術館
会期
2008-10-12~2008-11-30
休催日
月曜日(ただし10月13日、11月3日、11月24日は開館)、10月14日(火)、11月25日(火)
開催時間
午前9時30分~午後5時(展示室への入場は午後4時30分まで)
観覧料
一般1000(750)円、高大生600(450)円、小中生300(250)円
※( )内は前売りおよび10名以上の団体料金
※ミュージアムコレクションと同時観覧の場合(税込)一般1070円、高大生650円
主催者
北海道立函館美術館・北海道新聞社・毎日新聞社
概要
金子卓義(1943-2006)は北海道松前町出身で文化勲章受章者である書家・金子鴎亭(1906-2001)の次男として東京に生まれ、父・鴎亭に師事して古典の書を学び、1963(昭和38)年日展初出品初入選、64(同39)年日本書道美術院展最高賞・毎日書道展毎日賞受賞と早くから才能を発揮しました。72(同47)年には書道研究洪鳳社を結成して代表となり、後進の育成にも尽力します。また、日展、毎日書道展、創玄展など公募展を中心とした創作活動の一方、1980年代後半から毎年中国を訪れ、古典の書の研究に努めました。なかでも甲骨文や金文、簡牘や帛書などに見られる古代文字に傾倒し、史料の出土地を踏査するなど延べ四十回に及ぶ訪中で得た知見は、幅広く作品制作に反映されています。2003(平成15)年には個展「金子卓義―史記を書く」を開催、司馬遷の歴史書『史記』にまつわる話題と古代文字の変遷を重ね合わせた壮大なテーマに挑みます。この功績により04(同16)年毎日芸術賞を受賞、更なる飛躍を期待されていましたが、惜しくも06(同18)年春に63歳で逝去しました。
本展では、個展で発表された大作を中心に、初期から晩年までの代表作六三点を一堂に会し、その生涯を掛けた仕事の全貌を回顧します。生き生きと躍動する古代文字は、書の世界に新たな展望を開くとともに、書の領域を超えて広く人々の心に語りかけるでしょう。
ホームページ
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/hbj
展覧会問合せ先
函館美術館 Tel.0138-56-6311
会場住所
〒040-0001
北海道函館市五稜郭町37-6
交通案内
市電
「函館駅前」から 湯の川方面乗車
「五稜郭公園前」下車 徒歩7分

バス
「函館駅前」から 函館バス5-1、6-2、50、59、60、105系統、106ループ27、130系統乗車
「五稜郭公園入口」下車 徒歩3分

タクシー
JR函館駅より 約10分
函館空港より 約20分

※当館ご利用の方は駐車場料金が2時間まで無料になります。
ホームページ
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/hbj
北海道函館市五稜郭町37-6
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