タイトル等
山口蓬春写生展
―観たまま・感じたまま・知ったままの素描―
会場
山口蓬春記念館
会期
2008-08-05~2008-10-05
休催日
毎週月曜日(9月15日を除く)、9月16日(火)、9月24日(水)
開催時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般 500円 高校生以下 無料
団体割引 50円割引(20名以上の団体で1週間前までに予約した場合)
障害者割引 50円割引(同伴者1名を含む)
連携館割引 50円割引
主催者
山口蓬春記念館・財団法人 ジェイアール東海生涯学習財団
概要
山口蓬春記念館では、蓬春が描き留めた素描類500点以上を所蔵しています。また昭和59年(1984)に未亡人の春子氏よって神奈川県立近代美術館へ寄贈された素描(下図を含む)1,000点以上があることを考えあわせると膨大な数の素描類を蓬春は所有していたことになります。
日本画の制作では、画材の性質上、油彩画のように観ている対象を直接カンヴァスに描き始めることはほとんどなく、写生(素描)をもとに構図を確定してから彩色を行うという工程を辿ります。つまり写生は本制作に向けての重要な出発点ともいえるのです。特に日本画における写生について蓬春は「洋画のデッサンとは違い、寫生そのものが目的ではなく、完全なタブロウ*を作るための基礎工作である」(山口蓬春著『新日本画の技法』昭和26年)と述べているように、写生はあくまでも“目的”を内在した行為であり、描かれた素描はそれゆえに特殊な存在感をもつことになるのです。
本展では、各年代の素描を中心に、未発表作品やスケッチブック、また神奈川県立近代美術館所蔵の台湾、中国での素描9点を含む約60点により、蓬春の写生に対する真摯な姿勢と独自の視点、そこから生まれる臨場感溢れる素描の数々を紹介いたします。

*タブロー tableau(仏) 完成された絵画作品。

※会期中、一部展示替えを行います。
前期:8月5日(木)~9月5日(金)
後期:9月6日(土)~10月5日(日)
ホームページ
http://www.jrtf.or.jp/hoshun/
展覧会問合せ先
山口蓬春記念館Tel.046-875-6094
会場住所
〒240-0111
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
交通案内
■電車でお越しのお客様
JR逗子駅 (横須賀線・湘南新宿ライン) → 京浜急行バス 3番乗場

新逗子駅 (京浜急行線) → 南口 2番乗場

海岸回り葉山行 (逗12)、「海岸回り福祉文化会館行 (逗11)」にて約18分
「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車 徒歩2分
※ただし、土・日・祝日等は大変混みあう可能性がありますのでご注意ください。

【ルート案内】バス降車後、逗子に戻りながら信号機付横断歩道を通り過ぎ、山口蓬春記念館の電柱広告を右折し小道を上り、看板に沿って徒歩2分で正門に到着します。

■車でお越しのお客様
逗子ICから逗葉新道、県道207号線経由で約7km
ホームページ
https://www.hoshun.jp/
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
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