タイトル等
秋の彩り
大観、デュフィ、ヴラマンクを中心に
会場
鎌倉大谷記念美術館
会期
2008-09-02~2008-12-06
休催日
日、月曜日(但し祝日、振替休日は開館とし、翌火曜日は休館と致します)
開催時間
午前10時~午後4時
観覧料
大人800円・大高生600円・小中生400円
概要
本展は、まだ暑さの残る初秋から秋の気配漂う錦秋までを描いた日本画をまずお楽しみいただきます。洋画はヨーロッパの秋の情景を描いた作品や、デュフィの音楽シリーズの名品を始め、社交界の幕開けなどの華やかな情景を伝えた名品を一堂に展示致します。
日本画は、秋の気配を描いた横山大観の「秋色」を展示致します。靄の中に浮かんだ秋草と二羽の紋黄蝶を大観には珍しく繊細な画風で描いた名品です。そして、下弦の月に秋草を清明かつ艶麗に表現した前田青邨の「秋草」、又深まりゆく錦秋に相応しい福田平八郎の「紅葉に小鳥」、豊かな秋の実りを感じさせる杉山寧の「枝柿」などを展示致します。
洋画では、デュフィがこの上なく愛した楽器ヴァイオリンを美しく色鮮やかに描いた「赤いヴァイオリン」、上流社会の人々が集うオート・クチュールのレセプションを描いた「公式レセプション」等、デュフィならではの色彩と音楽の競演をお楽しみいただきます。そして1940年に移ったペルピニャンのアトリエで、彼が実際に愛用した「黄色いコンソール」(工芸)を、「黄色いコンソール」(油彩)と同時にご覧頂きます。
力強い油彩で有名なヴラマンクの作品より、フランス郊外の田園風景を力強くダイナミックに描き、彼独自の自然観が感じられる「秋の風景」を展示致します。
ヴラマンクとシャトゥーで共同アトリエを持ち、フォーヴィズムの誕生に重要な役割を果たした、ドラン「静物」をご覧いただきます。
工芸は、古田織部の「織部の四方鉢」、「絵志野額皿」を展示致します。
初秋から晩秋へと移ろいゆく季節、清々しい空気に満たされた鎌倉で、秋の詩情溢れる名品の数々をご堪能下さい。
ホームページ
http://www.komam.co.jp*公開は終了しています
会場住所
〒248-0017
神奈川県鎌倉市佐助1-1-20
交通案内
JR横須賀線・江ノ島電鉄鎌倉駅西口より徒歩10分
神奈川県鎌倉市佐助1-1-20
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