タイトル等
ライオネル・ファイニンガー展
光の結晶
会場
横須賀美術館
会期
2008-08-02~2008-10-05
休催日
8月4日(月)、9月1日(月)
開催時間
10:00:00~19:00:00
8,9月の土曜は20時まで。
10月は毎日18時まで。
観覧料
一般900円、高・大生/65歳以上700円、中学生以下無料
主催者
横須賀美術館、東京新聞
協賛・協力等
後援:アメリカ大使館・ドイツ連邦共和国大使館、協力:日本航空、キヤノンマーケティングジャパン株式会社
概要
ドイツ系移民の子としてニューヨークに生まれたライオネル・ファイニンガー(1871-1956)は、音楽を学ぶためドイツに渡りますが、すぐに画家を志し美術を学び始めます。雑誌の挿絵や風刺漫画を描いた後、油彩を描き正統画家として評価を得ると、1919年に造形学校バウハウスの設立に参加し1932年まで教鞭をとりました。しかし、ナチスが政権を取ると「退廃芸術家」と見なされ、1937年ドイツを離れニューヨークに戻りました。
1910年頃のファイニンガーは、鮮やかな色彩を用い表現主義を思わせる作品を描いていましたが、キュビスムの影響を受けた後、1920年代には幾何学的に分割した面に色を段階的に重ねることで光を透過するガラスのような硬質さと透明性をもつ作風へと移行しました。教会の塔や海辺に停泊する船、海浜の廃墟などドイツ・ロマン主義の画家達が好んだモティーフを近代的な造形理論に基づき描いた作品は、伝統的な絵画と前衛美術をつなぐものとして独自の位置を占めています。
本展覧会では初期から晩年に至る油彩、水彩、版画、素描、木工作品(玩具)約130点を展示し、ファイニンガーを日本ではじめて本格的に紹介します。
巡回等情報
愛知県美術館(10月17日~)、宮城県美術館(2009年1月10日~)
ホームページ
http://www.yokosuka-moa.jp
会場住所
〒239-0813
神奈川県横須賀市鴨居4-1
交通案内
[電車をご利用の場合]
●京浜急行「馬堀海岸」駅もしくはJR「横須賀」駅から観音崎行きバスで「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」下車徒歩2分
●京浜急行「浦賀」駅から観音崎行きバスで終点「観音崎」下車徒歩5分

[お車をご利用の場合]
●横浜横須賀道路馬堀海岸ICから約3km
*駐車場(120台):最初の1時間300円 以降150円/30分 上限1,500円/日
(展覧会ご観覧の方は1時間無料)無休
ホームページ
http://www.yokosuka-moa.jp/
神奈川県横須賀市鴨居4-1
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