タイトル等
特集陳列「室町時代の漆芸」
会場
東京国立博物館
会期
2008-04-01~2008-06-29
休催日
月曜日(ただし月曜日が祝日または振替休日の場合は開館し、翌火曜日に休館)
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
原則として4月から12月までの特別展開催期間中の毎週金曜日(2008年は3月20日(木・祝)~4月6日(日)の連日、および2008年4月11日(金)~11月28日(金)までの特別展開催期間中の毎週金曜日)は20:00まで開館します。
原則として4月から9月まで(2008年は4月12日(土)~11月30日(日)まで)の土曜、日曜、祝日、振替休日は18:00まで開館します。
※入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般600(500)円、大学生400(300)円
※( )内は20名以上の団体料金。
※障害者とその介護者各1名は無料です。入館の際に障害者手帳等をご提示ください。
概要
室町時代には、蒔絵(まきえ)技術は前代より精巧なものとなって、ほぼすべての付加技法が出揃い、いくつもの技法を組み合わせた、複雑な表現が見られるようになりました。また、当時の連歌(れんが)の流行を受けて、有名な和歌をあらわしたデザインの蒔絵作品が数多く伝わっています。

さらにこの時代、幕府主導の下に対明(みん)貿易が組織的に行なわれるようになり、中国など海外の文物の流入に拍車がかかります。当時中国や朝鮮等からもたらされた美術工芸品は「唐物(からもの)」と呼ばれて尊重されました。将軍家をはじめ有力武家の間では、生活空間をおびただしい量の唐物で飾ることが流行します。このような唐物重視の文化は、各方面にさまざまな影響を及ぼしました。漆芸の分野でも、堆黒(ついこく)や堆朱(ついしゅ)など中国の彫漆(ちょうしつ)の影響を受けて鎌倉彫(かまくらぼり)が生まれ、鎗金(そうきん)を写して沈金(ちんきん)の技法が発達するなど、中国漆器をまねることから新たな技術が発展したのです。これらは当初は模倣からはじまった技法ですが、年代が降るにつれて技術・文様ともに和様化が進み、独特の素朴な趣を呈する作例が多く見られるようになります。
ホームページ
http://www.tnm.jp/
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒110-8712
東京都台東区上野公園13-9
交通案内
■公共交通機関でお越しの方

JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口下車 徒歩10分
東京メトロ 銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅下車 徒歩15分
京成電鉄 京成上野駅下車 徒歩15分
台東区循環バス「東西めぐりん」で上野駅・上野公園バス停から乗車し、1つ目のバス停が東京国立博物館前(2分)。

(!) 展示をご覧になる方は正門からご入館ください。


■お車でお越しの方

首都高速道路 上野線 上野出口 5分

(!) 東京国立博物館には駐車場はありません。

車椅子でのご来館の場合は当館総務課までご相談ください。一般の方は駅周辺の駐車場をご利用ください。
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会場問合せ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
東京都台東区上野公園13-9
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