タイトル等
琉球の織物
会場
日本民藝館
会期
2008-04-01~2008-06-08
休催日
月曜日(但し5/5は開館し、5/7は休館)
開催時間
10時~17時(入館は16時30分迄)
観覧料
一般1000円(団体800円)大高生500円(団体400円)中小生200円(団体150円)団体は20名以上
概要
日本民藝館を創設して二年後の昭和13年に、念願かなって初めて沖縄を訪れた初代館長柳宗悦(その後、昭和15年にかけて三度訪問)が、その美しさに感銘を受けて中間とともに蒐集した織物の数々を提示いたします。
素材は絹、木綿をはじめ、涼しげな苧麻、そして中国渡りの透明感あふれる桐板(トンビャン)、柳が『芭蕉布物語』で紹介した芭蕉布など、実に豊かな広がりをもちます。それらが藍、紅、黄色にそめられ、様々な技法で織られました。
柳は沖縄から戻って間もなく、『工藝』100号(沖縄特集)に次のように書いています。「沖縄の織物で最も驚嘆すべきものは絣の類いです。続いては浮織の類なのです。絣は使用でまったく発達しなかった手法であって、東洋独自の織物として、世界に其の名が響くときは来るでしょう。そうして絣は特に日本がよく、其の日本の絣の中で最も見事なのは琉球のものです。特にあの色絣に至っては天下無類だと読んでいいのです。」
インドに源を発し、インドネシアなどを経由して沖縄いはいったという絣、中でも機の上で緯糸を少しずつずらしながら模様を創る手結(テイユイ)と呼ぶ技法は、沖縄独特のものです。絣は地域毎に特色あるものが作られました。首里では格子に絣を組み合わせた手縞(テイジマ)や木綿の紺地絣、八重山では苧麻の白地や色地の絣、宮古では苧麻の紺地や色地のものなどが織られています。
さらに中国に起源をもつといわれる紋織物があります。絹や木綿の花織(浮織)、上質の細い芭蕉で織った黄色や赤地の絽織、木綿の道屯織んどですが、なかでも「花倉織」と呼ぶ花織と絽織が一枚に織られた蜻蛉の羽のように透き通った藍染の衣裳は、日本で唯一点残るものです。また、読谷山の木綿花織と紅型を袷にした田舎綿衣(ワタジン)や花織りの手巾(ティサージ)も見逃せません。
柳たちが沖縄を訪ねた時、これら多くは流行おくれのものとされ、首里の士族の女性が営む古着市などで売られていました。数年の後、不幸にも沖縄は戦争で尊い人命とともに多くの文物も灰燼に帰しましたが、柳たちが持ち帰った優れた一群お織物は、かけがえのない宝物となって当館に保存されているのです。
ホームページ
http://mingeikan.x0.com/
展覧会問合せ先
03-3467-4527
会場住所
〒153-0041
東京都目黒区駒場4-3-33
交通案内
電車をご利用の場合
・京王井の頭線「駒場東大前駅」西口から徒歩7分
・小田急線「東北沢駅」南口から徒歩15分

バスをご利用の場合
※バスは本数が少ないためご利用の際はご注意ください。
・渋谷駅西口バス乗り場より
東急バス
渋55系統 代々木上原・東北沢経由幡ヶ谷折返所行き
「代々木上原」下車 徒歩8分

お車をご利用の場合
・駐車台数に限りがございますので(3台)、なるべく公共の交通機関をご利用願います。
・環状6号線(山手通り)の三叉交差点(東大裏門付近、ガソリンスタンド有り)を東北沢方面へ向かう道に入り、上原二丁目の信号機を左折、突き当たりを右折しますと間もなく右側にあるのが日本民藝館、左側が駐車場となっております。
・周辺道路が狭く一方通行のため、通行は中型バスまでが可能です。大型バスでお越しの際は事前にご連絡下さい。
ホームページ
http://www.mingeikan.or.jp/
東京都目黒区駒場4-3-33
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