タイトル等
イタリア美術とナポレオン
会場
札幌芸術の森美術館
会期
2008-04-15~2008-05-25
休催日
4/21(月)、4/28(月)
開催時間
9:45~17:00(入場は16:30まで)
観覧料
一般?1,200(1,000)円、高校・大学生?800(600)円、小・中学生?500(300)円
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※65歳以上の方は、敬老手帳などのご提示で200円割引となります。
主催者
札幌芸術の森美術館(札幌市芸術文化財団)、北海道新聞社、NHK北海道ビジョン
概要
ルネサンスの巨匠ボッティチェッリが二十歳頃に描いたとされる《聖母子と天使》は、フェッシュ美術館が世界に誇る至宝です。ぎこちなさが残るものの、幼いキリストとマリアがふれあう姿や、ひだをなす衣服の柔らかさ、三人を照らす穏やかな光の陰影には、のちに《春》《ヴィーナスの誕生》など美しい女性像を世に送り出した才能が現れはじめています。
フェッシュ美術館は、ナポレオンの生地として有名なコルシカ島・アジャクシオ市にあります。1827年、ナポレオンの母方の叔父ジョゼフ・フェッシュ枢機卿(1763-1839年)によって建設が始められました。当時、彼が収集した美術品は、実に17,000点。その多くが散逸しましたが、残されたイタリア絵画コレクションだけでも、フランス国内においてルーブル美術館に次ぐ規模を誇ります。
この展覧会では、フェッシュ美術館のコレクションを日本で初めて紹介します。ボッティチェッリらルネサンス期の聖母子像に始まり、枢機卿が生きたバロック期の宗教画・風俗画、そしてカノーヴァら当代随一の芸術家によるナポレオン一族の肖像彫刻もあわせ、およそ60点を選りすぐりました。陽光まぶしい地中海にのぞむフェッシュ美術館ーその輝けるコレクションの魅力と華麗な皇帝一族の歴史にふれる、またとない機会をお楽しみください。

●学芸員トーク「ボッティチェッリとイタリア絵画」
《聖母子と天使》(チラシ表)は、ボッティチェッリが師のもとで修行した二十歳頃の作とされ、聖母子の容姿や背景などに、当時フィレンツェで流行した宗教画スタイルがみられます。この作品を中心に、ルネサンスからバロックにいたるイタリア絵画鑑賞のポイントをお話しします。
解説:今井里江子(当館学芸員)

*要観覧券/予約不要/展示室入口にお集まりください。

4/19(土) 5/10(土) 5/17(土) 5/24(土) 各回14:00~ 約30分

●団体オリエンテーション
学芸員が展覧会のみどころを10分程度お話しします。希望日の7日前までに電話でご予約ください。
対象:20名以上の団体 電話:011-591-0090
ホームページ
http://www.mocas.jp
展覧会問合せ先
電話・011-591-0090
会場住所
〒005-0864
北海道札幌市南区芸術の森2-75
交通案内
■地下鉄・バスをご利用の場合
地下鉄南北線「真駒内」駅のバス2番のりばから中央バス乗車、「芸術の森入口」下車 (所要時間約14分、約15分間隔で運行)。
*2番のりば発のバスはすべて「芸術の森入口」に停まります。

■お車をご利用の場合
札幌市中心部から国道453号線を支笏湖方面に南下 (約30分)。
*駐車場(650台収容)は1車両1回につき普通車500円、大型車1,200円。
*6枚綴りのお得な駐車回数券(1,000円)を駐車場料金所にて販売しています。
ホームページ
https://artpark.or.jp/
北海道札幌市南区芸術の森2-75
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