一つの風土・二つの世界
星野富弘と相田みつを。世代も作風も異なる二人は、実は同じ風土の中で育ちました。
星野富弘の故郷・東村(現群馬県みどり市)と相田みつをの故郷・足利市(栃木県)は、渡良瀬川という一本の川でつながっています。
この二つの地はわずか30キロほどの距離にあり、北関東独特の夏の暑さや冬の風の強さなど共通した自然環境の中にあります。
その風土に育まれ、二つのいのちが生み出した作品の数々。それが今はじめて一堂に会します。
誰もが待ち望んだ夢の企画がついに実現しました。
本展では、それぞれ二人の代表作や貴重な資料を展示するだけでなく、コラボレーションコーナーを設け、新しい視点から作品をご覧いただきます。
この機会に多くの方々に二人の世界に触れていただければ幸いです。