タイトル等
エイヤ=リーサ・アハティラ展
会場
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
会期
2008-02-03~2008-03-23
休催日
会期中無休
開催時間
午前10時-午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般950円[760円]、大学生650円[520円]、高校生以下・丸亀市内に在住の65歳以上・各種障害者手帳お持ちの方は無料
*[ ]内は前売及び20名以上の団体料金
主催者
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、財団法人ミモカ美術振興財団
概要
アハティラはヘルシンキの美術学校に学んだ後にロンドンやロサンジェルスで映像を学びます。2000年にゴッホにちなんで創設された「ヴィンセント賞」の第1回受賞者となったほか、ベネチア・ビエンナーレやドクメンタ(カッセル)など数々の重要な国際展やグループ展、映画祭への参加はもちろんのこと、テイト・モダンやキアスマ現代美術館(ヘルシンキ)での大規模な個展や2003年東京オペラシティ・アートギャラリーでの個展、またニューヨーク近代美術館(MoMA)でも作品が発表されるなど活躍が続いており、2008年1月からはパリ、ジュー・ド・ポーム国立ギャラリーでの大規模な回顧展開催が予定されています。
アハティラは自らの作品を「ヒューマンドラマ」と称します。愛や嫉妬、怒り、和解といった人間関係に横たわる強烈な感情やセクシュアリティ、コミュニケーションの難しさ、アイデンティティなどを彼女の作品の中に見出すことができます。アハティラが映像や写真を通じてみせる物語性は、冗長な期間から得られたリサーチやアーティスト自身に起こった経験や記憶に基づいて作られた虚構の世界でもあります。
国内では唯一の会場となる本展覧会では、2005年第51回ベネチア・ビエンナーレに出品され賞賛されたビデオ・インスタレーション作品《祈りのとき》“The Hour of Prayer”(2005)を展示します。これは愛犬の死というアハティラ自身の体験に基づき愛情と死を取り上げた作品で、日々の生活の中に訪れた死とその嘆きをいかに処してしくかという過程が1月の冬の嵐吹きすさぶニューヨークから北欧、11ヵ月後の西アフリカ、ベニンでの出来事まで、4面のスクリーン上に展開されます。スクリーンに映し出された語られる出来事や時間、景色のうつろいは、ドキュメンタリー要素と個人の経験を往来し、やがてインスタレーション空間に身を置く鑑賞者をも巻き込んでいきます。
本展では新作《漁師たち》“Fishermen”(2007)のビデオ・インスタレーションと写真作品もあわせて展示。いかに作品と出会うか熟考されたインスタレーション空間において、アハティラの新作は鑑賞者がこころの内側にじっと向き合うよういざなうことでしょう。
ホームページ
http://mimoca.org
展覧会問合せ先
TEL : 0877-24-7755 FAX : 0877-24-7766
会場住所
〒763-0022
香川県丸亀市浜町80-1
交通案内
◎ お車で
JR 丸亀駅前地下駐車場・2時間無料
(当館1階受付にて駐車券をご提示ください)

本州方面から
・(瀬戸大橋経由) 瀬戸中央自動車道 坂出北ICより 約10分
・(神戸淡路鳴門道経由) 高松自動車道 坂出ICより約15分

四国内の高速道路から
・高松自動車道 坂出IC・善通寺ICより 約15分

◎ 鉄道(JR)で
JR 丸亀駅下車、南口より 徒歩1分

・東京駅―(新幹線で約3時間20分)―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
・博多駅―(新幹線で約1時間40分)―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
・高松駅―(予讃線快速で約30分)―丸亀駅

◎ 飛行機で
高松空港から
高松空港―(タクシー約40分 / 乗合タクシー約50分 ※1 / リムジンバス約75分 ※2 )―丸亀
※1 高松空港シャトル便 (要予約/東讃交通株式会社)
※2 丸亀・坂出・空港リムジンバス (琴参バス株式会社)

岡山空港から
岡山空港―(リムジンバス約30分 ※3 )―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
※3 岡山空港リムジンバス (中鉄バス株式会社)、空港リムジン (岡電バス)

◎ 高速バスで
・[東京・横浜から] 夜行 (ハローブリッジ)
・[名古屋から] 夜行 (さぬきエクスプレス名古屋)
・[大阪・神戸から]昼行 (さぬきエクスプレス大阪)
・[福岡から] 夜行 (さぬきエクスプレス福岡)
ホームページ
https://mimoca.org
香川県丸亀市浜町80-1
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