タイトル等
DIC創業100周年記念展 マティスとボナール
―地中海の光の中へ―
会場
川村記念美術館
会期
2008-03-15~2008-05-25
休催日
月曜日(ただし4/28と5/5は開館)、5/7(水)
開催時間
午前9時30分~午後5時30分 *入館は午後5時まで
観覧料
一般1500円(1300円)
学生・65歳以上1300円(1000円)
小学生・中学生・高校生500円(400円)
*コレクション展示もあわせてご覧いただけます。
*( )内は20名以上の団体料金
主催者
川村記念美術館(大日本インキ化学工業株式会社)/東京新聞
概要
19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパでは様々な新しい美術の潮流が生まれ、ふたりの画家はその中で頭角を顕しました。やがて彼らは自らの芸術を確立してゆくのと並行して、制作の場を南仏に求めます。マティスはニース、ヴァンスに長期滞在し、ボナールはカンヌ近郊のル・カネに居を定めました。地中海の眩い光の中で、彼らの色彩は生命の輝きを帯び、ふたりの絵画は深化と成熟を遂げてゆきます。
マティスとボナールは生涯にわたる友情を築きました。ふたりは書簡によって絵画についての意見を交わし、家族や友人の動静や身近な出来事、第二次世界大戦による不穏な状況や病気などの苦難を伝え合います。妻を亡くし悲嘆にくれるボナールに、マティスは「君がなるべく早く仕事に戻れるように願っている。それが苦痛を和らげてくれるだろうから」と手紙を書きます。ふたりの画家を結ぶ絆、それは絵画への信頼を共有することに他なりませんでした。
本展ではマティス、ボナールの遺族から貴重な作品をご提供いただくほか、ニースとル・カトー=カンブレジのふたつのマティス美術館、ポンピドゥーセンターなど国内外の美術館と個人所蔵家のご協力を得て、総計約120点の作品を展示いたします。また、マティス、ボナールそれぞれの制作風景をロバート・キャパやアンリ・カルティエ=ブレッソンらが撮影した記録写真や、ボナールの撮影した写真など画家たちの思考や内面、日常生活を反映した作品資料も展示されるほか、展覧会カタログにはふたりの交わした書簡の日本語訳が掲載されます。
ホームページ
http://kawamura-museum.dic.co.jp/
展覧会問合せ先
0120-498-130
会場住所
〒285-8505
千葉県佐倉市坂戸631
交通案内
京成佐倉駅南口、JR佐倉駅南口から無料送迎バス
千葉県佐倉市坂戸631
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