タイトル等
パリに描く-山下充 福本章 筧本生-展
会場
笠間日動美術館
会期
2008-01-02~2008-05-06
休催日
毎週月曜日休館[但し1月14日、2月11日(月・祝)は開館、翌日休館]
開催時間
午前9時30分―午後5時(入館受付は午後4時30分まで)
観覧料
大人1,000円、大学・高校生700円、中学・小学生500円、65歳以上800円
(20名以上の団体は各200円割引)
概要
日本の洋画家がはじめてパリに留学したのは19世紀後半のことです。以来、洋画家たちは油彩画の聖地パリに憧れ、留学を夢見ました。佐伯祐三(1898-1928)は命を賭して渡仏し、パリの街や人間を描いて傑作を遺しました。また独自の精神世界をカンヴァスに現した鴨居玲(1928-1985)は、フランス、イタリア、スペイン、南米を遍歴し、様々な人間像を描きましたが、最初に訪れたのはやはりパリでありました。
本展では、パリに本拠地を置いて制作する山下充、福本章、筧本生の作品を紹介いたします。
山下充は1926年静岡に生まれ、1964年渡仏、パリ、カンヌに暮らし、光と水、空気を捉えて質の高い風景画を創りあげました。2002年に帰国し、現在は郷里日本平で制作を続けています。
1932年岡山に生まれた福本章は1967年に渡仏、透明感のあるブルーを基調とする色彩で、風景、人物、静物等を描き、独自の具象絵画を築いています。
筧本生は1951年福岡に生まれ、1975年にパリの下町にアトリエをかまえました。市井の一隅から人々の姿をじっくりと観察し、印象的な人物像を描き続けています。
四季豊かな日本に生まれた画家たちは、パリの「エスプリ」を体感しながら制作し、東西文化の融合をそれぞれのカンヴァスに具現したとも言えるでしょう。三人三様の芸術世界をお楽しみください。
ホームページ
http://www.nichido-garo.co.jp/museum/
会場住所
〒309-1611
茨城県笠間市笠間978-4
交通案内
[JR利用]
◎常磐線 友部駅北口より『かさま観光周遊バス』(9:55/10:50/11:50発 / 100円) または市内循環バスで約15分。「日動美術館入り口」下車。
◎水戸線 笠間駅より徒歩約20分

[自動車利用]
◎常磐道 友部JCT経由 北関東道 友部ICより 約6km
◎東北道 栃木都賀JCT経由 北関東道 笠間西ICより 約8km

[高速バス利用」
◎『関東やきものライナー』 秋葉原(8:20発) 「笠間稲荷神社入口」下車 徒歩約10分
ホームページ
http://www.nichido-museum.or.jp
茨城県笠間市笠間978-4
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