タイトル等
常設企画展 河口龍夫展《関係―質》
会場
名古屋市美術館
会期
2007-11-03~2007-12-24
休催日
月曜日(ただし12/24[月・祝]は開館)
開催時間
9:30~17:00、金曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
観覧料
一般300(250)円 大高生200(150)円 中小生無料
名古屋市内在住65歳以上の方100(80)円
( )内は30名以上の団体料金
当日開催の特別展のチケットでもご覧いただけます
概要
11月3日(土・祝)から12月24日(月・振休)まで開催される特別展「河口龍夫―見えないものと見えるもの―」の一端として,80年代の代表作《関係―質》のシリーズから,作家が所蔵する17点を展示します。

《関係-質》は、鉄と雨水、または銅とアルカリ性の水溶液によって発生した「錆」を見る作品です。ここでは,赤褐色の滲み、あるいは青緑色の斑点が白布の表面にひろがる,不思議な抽象画が並んだような空間があらわれます。それぞれの作品は,無垢の白布に金属板をくるみ,液体を浸すことによって化学反応を引き起こし、錆を綿布に定着させたもので,絵筆と絵の具を用いて,作家が意図的に着彩したものではありません。それは,制作の過程の多くが自然の習性や摂理に委ねた,いわば錆を栽培するかのような制作方法であり,素材の質や液体の量,費やした時間などによって様々な表情が結果として得られるのです。柔らかい緑青の色合いと、力強い赤錆の質感の差異に満ちた空間,シンプルでありながら,言葉で語りつくせないようなニュアンスに富んだ《関係―質》の世界を体験ください。
ホームページ
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/
展覧会問合せ先
名古屋市美術館Tel.052-212-0001
会場住所
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 [芸術と科学の杜・白川公園内]
交通案内
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」下車、5番出口から南へ徒歩8分
地下鉄鶴舞線「大須観音」下車、2番出口から北へ徒歩7分
地下鉄名城線「矢場町」下車、4番出口から西へ徒歩10分
ホームページ
http://www.art-museum.city.nagoya.jp
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 [芸術と科学の杜・白川公園内]
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