タイトル等
Glass Session 2007
―ガラス表現の模索と試行―
会場
女子美アートミュージアム
会期
2007-09-12~2007-10-19
休催日
火曜日
開催時間
10時~17時(入館は16時30分まで)
観覧料
無料
主催者
女子美術大学美術館・女子美術大学芸術学部工芸学科ガラスコース
概要
本展覧会では、ガラス工芸の学科・コースをもつ国内の大学院・大学・短期大学・専門学校に学ぶ学生作品を紹介します。
各学校の教員で組織するガラス教育者ネットワーク(通称GEN)では、毎年ホスト校を決め、教員の情報交換のための会議、学生のためのワークショップなどのプログラムを行い、交流をはかっています。本年、女子美術大学芸術学部工芸学科ガラスコースがホスト校になるにあたって、女子美アートミュージアムにてGENに所属する教育機関の学生作品展を行います。

■模索と試行の中で生まれる多彩なガラス表現
ガラス製品は、私たちの日常生活において食器や建築材として身近な存在となっています。夏などはガラスのもつ透過性が私たちに涼しさを感じさせてくれます。私たちは、実用的なガラス製品にはなじみがあるものの、ガラスを用いた芸術作品については、普段目にすることは少ないかもしれません。また、それらがどのような方法でつくられるのか、容易には想像できないものです。
ガラス加工の歴史は古く、紀元前のメソポタミア、エジプトではすでにガラス加工が行われ、エジプト後期には文様のついたガラス玉がつくられました。はるか古代から現代に至るまでの数千年間、さまざまなガラス加工法が生み出されてきました。
現在、ガラス工芸を学んでいる学生たちは、長い歴史の中で生まれたさまざまな技法に学び、独自の作品制作を試みています。
今回、美術館がプロデュースする展示手法によって、ガラスアーティストの卵たちの実験的で個性的な作品の魅力を引き出せればと考えております。

■ガラス工芸の教育機関に学ぶ学生作品を一望できる
1981年に国内初の本格的なガラス工芸の技術教育を行う教育機関である東京ガラス工芸研究所が創立され、その以後、次々とガラス工芸を教える学校やコースが設立されてきました。本展覧会では、東京ガラス工芸研究所をはじめとする大学院・大学・短期大学・専門学校14校の学生作品約100点を展示します。
また、作品とともに各学校の特長がわかるパネル展示を行います。ガラス工芸を学びたいと考えている中学生・高校生をはじめ、ガラス技術を習得したいと考えている方など、たくさんの方々にガラス工芸の教育現場で生まれた多彩な作品の数々を楽しんでいただきたいと思います。
ホームページ
http://www.joshibi.ac.jp/jam/
展覧会問合せ先
TEL:042-778-6801
会場住所
〒228-8538
神奈川県相模原市麻溝台1900
交通案内
相模大野駅から
小田急線相模大野駅下車
バス(女子美術大学行)約20分
神奈川県相模原市麻溝台1900
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