タイトル等
大正・昭和前期の洋画
会場
中野美術館
会期
2007-09-12~2007-11-23
休催日
毎週月曜日、【但し、9月17日(月)9月24日(月)10月8日(月)は会監視、翌日休館】
開催時間
午前10時~午後4時
観覧料
一般600円、シニア・大・高生500円、小・中生250円
*シニアは65歳以上
概要
【大正期】文芸誌「白樺」が、後期印象派やフォーヴィスムを紹介し、その影響を強く受ける中で、岸田劉生や萬鉄五郎らが「フュウザン会」を結成した。大正3年には、芸術家の自由な表現を目指した佐野美術団体「二科会」が結成され、梅原龍三郎、安井曽太郎、山下新太郎、小出楢重らが活躍した。一方、大正4年、劉生は、中川一政、椿貞雄らと「草土社」を結成し、細密描写による写実表現を展開し、また、村山槐多のような自我の激しい表現を試みた大正期を象徴する画家も現れた。
【昭和期】エコール・ド・パリの感化を受けて帰国した、前田寛治、佐伯祐三らは、大正15年、「1930年画会」を結成し、その継続ともいえる「独立美術協会」には、児島善三郎、林武、三岸好太郎、須田国太郎、鳥海青児らが加わった。昭和期の洋画には、モダニティーの追求がなされる一方、日本的なものを自覚的に求める動きが見られ、児島は「新日本主義」を唱え、梅原は琳派や南画の伝統を取り入れた自在なフォルムの作風を完成させた。一方、スペイン美術を学び、バロック絵画と東洋的感受性を融合させた須田国太郎の絵画には、近代洋画の成熟を見ることが出来る。
この展覧会は、大正期に結成された「草土社」「二科会」や、昭和期の「独立美術協会」ゆかりの画科たちの作品を中心に据え、大正から昭和前期に至るまでの洋画を館蔵品により概観する
ホームページ
http://www.nakano-museum.ecweb.jp/
展覧会問合せ先
電話・FAX 0742-48-1167
会場住所
〒631-0033
奈良県奈良市あやめ池南9-946-2
交通案内
近鉄奈良線学園前駅(南出口)から徒歩8分(大和文華館そば)
奈良県奈良市あやめ池南9-946-2
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