タイトル等
文承根+八木正 1973-83の仕事
会場
千葉市美術館
会期
2007-09-23~2007-11-04
休催日
10月1日(第1月曜日)
観覧料
一般500(400)円 大学・高校生350(280)円 中・小学生無料
( )内は前売および30名以上の団体料金
10月18日(木)・20日(土)・21日(日)は市民の日のため無料
主催者
千葉市美術館、京都国立近代美術館
概要
今回、千葉市美術館はその才能を高く評価されながら、1980年代前半に早世した二人の美術家、文承根(ムン・スングン[1947~82])と八木正(やぎ・ただし[1956~83])の遺作展を、京都国立近代美術館と共同で開催します。本展覧会は70年代から80年代初頭の日本現代美術の転換期に、多大の可能性を含んだ質の高い作品を残した二人の美術家の業績を、美術史の流れに沿って再評価を試みようとする第一歩の展覧会となります。

文承根は1960年代末に世界的に有名な前衛美術集団「具体美術協会」の展覧会に参加。同会解散後は独自の表現を求め、京阪神地域を中心に個展を開催する一方、国内外のグループ展に出品していました。70年代に制作した、色を何層もぬり重ねた水彩や、街の一瞬の光景を撮影した写真を素材とした版画作品は、その低くつぶやくような繊細さによって、今もなお回顧されているだけではなく、近年新たに若い世代の関心を集めています。

一方、八木正は前衛陶芸家・八木一夫と染織作家・高木(八木)敏子の次男として生まれ、京都市立芸術大学在学中の1970年代後半より東京や関西の画廊で主に個展を通じて彫刻作品を発表していました。一枚の板に別の板をはめ込むような、簡潔なスタイルを特徴とした作品は当時の美術状況を反映している一方で、父ゆずりの造形思考を受け継いだものと評価することができます。

文承根と八木正の制作はいずれも病のため道半ばで中断してしまいました。今日のように若い世代のアーティストたちがジャーナリズムの脚光を浴びるような状況とは異なる1970年代後半、彼らがどのような思いを持って自分たちの制作に向かっていたのか、遺された作品約50点でたどります。
ホームページ
http://www.ccma-net.jp/
展覧会問合せ先
千葉市美術館 043-221-2311
会場住所
〒260-8733
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
交通案内
[JR千葉駅東口より]
■徒歩約15分
■千葉都市モノレール県庁前方面行「葭川(よしかわ)公園駅」下車 徒歩5分
■京成バス(バスのりば7)より大学病院行または南矢作行にて「中央3丁目」下車 徒歩2分
■JR千葉駅へは東京駅地下ホームから総武線快速千葉方面行で約42分

[京成千葉中央駅東口より]
■徒歩約10分

[東京方面より車では]
■京葉道路・東関東自動車道で宮野木ジャンクションから木更津方面へ、貝塚IC下車、国道51号を千葉市街方面へ約3km、広小路交差点近く

*地下に、区役所と共用の機械式駐車場があります。(無料)
車高155センチを超える車の駐車スペースが少ないため、お待ちいただくことがあります。
混雑時はご不便をおかけすることもありますので、公共交通機関でのご来館をお願いします。
ホームページ
https://www.ccma-net.jp
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
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