タイトル等
小倉遊亀展
会場
茨城県天心記念五浦美術館
会期
2007-04-28~2007-06-03
休催日
月曜日(但し、4月30日[月・振]は開館)
観覧料
一般600(500)円 高大生400(300)円 小中生200(150)円
( )内は20名以上の団体料金
土曜日は、高校生以下無料
昭和13年4月1日以前生まれの方・障害者手帳等を持参の方無料
主催者
茨城県天心記念五浦美術館
概要
滋賀県大津市に生まれた小倉遊亀(おぐら・ゆき)(1895-2000)は、奈良女子高等師範学校(現奈良女子大学)を卒業後、教鞭を執りながら制作に励み、大正9年(1920)に安田靫彦に入門します。昭和7年(1932)に女性として初めて日本美術院同人に推挙された遊亀は、不断の研鑽により自由で晴朗な画風を確立し、昭和55年(1980)には文化勲章を受章しました。平成2年(1990)には日本美術院の理事長に就任するなど、日本画壇を代表する画家の一人として活躍し、平成12年(2000)に105歳で死去するまで生涯現役を貫きました。
遊亀が得意としたのは、人物画や静物画です。その絵画世界は明快な構図や大胆なデフォルメ(変形)など造形的な斬新さに貫かれる一方で、常に、身近なものへの愛情や生命に対する慈しみの念を感じさせます。

本展は、《浴女 その一》《O夫人坐像》《コーちゃんの休日》をはじめとする初期から晩年までの代表作68点の他、スケッチや静物画のモティーフとなった陶磁器などの資料も展示し、約80年に及ぶ遊亀の画業を回顧します。遊亀芸術を多角的にご紹介します。
是非この機会に、強靭かつモダンでありながら、どこかぬくもりを感じさせる遊亀作品の魅力をお楽しみください。

主な展示作品
《浴女 その一》昭和13年(1938)東京国立近代美術館蔵
《0夫人坐像》昭和28年(1953)東京国立近代美術館蔵
《良夜》昭和32年(1957)横浜美術館蔵
《八重桜》昭和33年(1958)個人蔵
《コーちゃんの休日》昭和35年(1960)東京都現代美術館蔵
《明果》昭和40年(1965)個人蔵
《姉妹》昭和45年(1970)滋賀県立近代美術館蔵
《聴く》昭和49年(1974)滋賀県立近代美術館蔵
《献花》昭和51年(1976)個人蔵
《青巒(せいらん)》昭和51年(1976)滋賀県立近代美術館蔵
ホームページ
http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/
展覧会問合せ先
茨城県天心記念五浦美術館 0293-46-5311
会場住所
〒319-1703
茨城県北茨城市大津町椿2083
交通案内
電車: JR常磐線にて大津港駅下車。タクシーで約5分。
車: 常磐自動車道、北茨城インター及びいわき勿来インターから約15分。
ホームページ
https://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/
茨城県北茨城市大津町椿2083
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索