タイトル等
平山郁夫 祈りの旅路
会場
東京国立近代美術館
会期
2007-09-04~2007-10-21
休催日
9月10日(月)、9月25日(火)、10月1日(月)、10月15日(月)
開催時間
10:00~17:00 金曜日は20:00まで
(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般1300(1100/900)円、大学生900(800/600)円、高校生500(400/350)円
( )内は前売/20名以上の団体料金
中学生以下・障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料
主催者
東京国立近代美術館、読売新聞東京本社
概要
平山郁夫は《仏教伝来》など、仏教に関する伝説や逸話に基づく、文学的で抒情性豊かな作品で大きな注目を浴びました。その後、玄奘三蔵の求法の道を追体験するとともに、シルクロードを旅し、そこで目にした光景を題材にして、風景としての歴史画ともいうべき独特の世界を築き上げました。それは奈良・薬師寺の玄奘三蔵院の大壁画となって大きな実を結ぶことになります。一方でシルクロードの東端に花開いた日本の伝統的な文化にも大きな関心を寄せ、近年、新しい画境を切り拓いています。

平山郁夫のこうした旺盛な制作活動の根底には、被爆者としての原体験を通じた、生きることへの深い問いかけ、そこからくる平和への切実な祈りがあることを見逃すことはできません。死の影におびえつつ、残された時間を生き切るには絵を描くことしかなかったという平山郁夫にとって、人生の原点としての被爆体験はその芸術活動と分かちがたく結びついていたといえます。そのことは、平生、ほとんど表には現れませんが、《広島生変図》、《平和の祈り―サラエボ戦跡》など、過去の傷口が否応なく露わになる時、この画家の芸術の奥底に流れる生への強い思いと、半世紀以上にわたる制作活動において表現しようとしたものに、私たちは改めて気付かされるのです。

この展覧会は77歳の喜寿を記念して企画されたもので、代表作約80点が出品されます。全体を「仏陀への憧憬」、「玄奘三蔵の道と仏教東漸」、「シルクロード」、「平和への祈り」の4章で構成し、平山郁夫の芸術の軌跡を辿ります。
ホームページ
http://www.momat.go.jp
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒102-8322
東京都千代田区北の丸公園3-1
交通案内
東京メトロ東西線 竹橋駅 1b出口 徒歩3分
ホームページ
https://www.momat.go.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都千代田区北の丸公園3-1
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