タイトル等
森村泰昌―美の教室、静聴せよ
会場
横浜美術館
会期
2007-07-17~2007-09-17
休催日
木曜日
開催時間
午前10時~午後6時、金曜日は午後8時まで(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般1100(900)円 大学・高校生700(500)円 中学生400(300)円
( )内は20名以上の団体料金
小学生以下、障害者手帳をお持ちの方と介護の方1名無料
毎週土曜日は高校生以下無料
(生徒手帳・学生証をご提示ください)
主催者
横浜美術館[横浜市芸術文化振興財団]、朝日新聞社
概要
ゴッホの自画像やセザンヌの静物画といった名画や女優に扮したセルフポートレート作品をはじめ、映画や演劇、パフォーマンスなど幅広い活動を展開する美術家・森村泰昌(もりむら・やすまさ)。森村は、1951年、大阪に生まれ、京都市立芸術大学に学びました。1988年、ベネチア・ビエンナーレのアペルト部門に選出されて一躍注目を集め、その後も国内外で多くの展覧会や、著作によって高い評価を得ています。

横浜美術館では、1996年に国内初の大規模な個展「森村泰昌 美に至る病―女優になった私」を開催し、当時、森村とって新たな取り組みであった女優シリーズを紹介すると共に美術館の中に映画館を出現させました。同展から11年を経て、本展では美術館を教室に変え、フェルメール、セザンヌ、ゴッホ、ゴヤといった西洋美術史上の名画に扮する「美術史シリーズ」の作品に焦点をあてて、初期から現在にいたる約80点を、まるで学校で授業を行っているかのように紹介します。本展は、ホームルームにはじまり、1時間目から6時間目まで、モリムラ先生による授業(無料音声ガイド)として展開します。さまざまな「美=Bi[bi:]」について学んだ後は、最後のセクション「放課後:ミシマ・ルーム」で、一転、三島由紀夫と三島の美学を具現化したアポロンの姿になった森村泰昌に出会います。そこで私たちは、次代へ受け継がれるべき日本の美術について、森村からのメッセージを強く心に刻み込まれることでしょう。

併せて会期中には、ホームルームから放課後まで、展覧会に呼応するように関連事業(授業)を開催し、その最後を飾る「放課後の上映会」では、最新作を含むパフォーマンス映像を特別上映いたします。
「美の教室」での1日の授業は、美術の歴史を学ぶことができるだけでなく、森村作品における〈自画像〉〈ものまね〉〈笑い〉といったテーマに触れ、美術や教育のあり方について、あらためて考える機会となるでしょう。
ホームページ
http://www.yaf.or.jp/yma/
展覧会問合せ先
045-221-0300
会場住所
〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
交通案内
1. 電車
みなとみらい線 (東急東横線直通) 「みなとみらい」駅 <3番出口>から、マークイズみなとみらい<グランドガレリア>経由 徒歩3分、または<マークイズ連絡口>(10時~)から徒歩5分。
JR (京浜東北・根岸線)・横浜市営地下鉄「桜木町」駅から<動く歩道>を利用、徒歩10分。

2. バス
桜木町駅から、市営バス156・292系統で「横浜美術館」下車。

3. 車
桜木町駅前から日本丸方面へ入る。または桜木町駅前から紅葉坂交差点を右折してMM21地区へ入り、美術館へ。
横浜駅からは高島町MM21地区入口を通って美術館へ。
いずれも3~5分 (首都高「みなとみらい出入口」も利用できます)。

4. 自転車・自動二輪車
横浜美術館には自転車・バイクの駐輪場がございません。周辺の有料駐輪場をご利用ください。
ホームページ
https://www.yaf.or.jp/yma/
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
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