タイトル等
奏でる身体
会場
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
会期
2007-04-22~2007-06-24
休催日
会期中無休
開催時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般950(760)円 大学生650(520)円
高校生以下・丸亀市内に在住の65歳以上、
各種障害者手帳をお持ちの方は無料
( )は前売及び20名以上の団体料金[常設展料金含む]
主催者
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、財団法人ミモカ美術振興財団
概要
身体は目にみえるかたちの肉体と直接触れることはできない精神が分かち難くひとつとなったものと言えるでしょう。意識するしないにかかわらず、走る、考える、生きる、といったさまざまな活動ですべてを行う主体として身体があります。そして生まれながらにして身体を備えた私たちは、それを親密でよく理解していると考えがちですが、しかし多くの可能性に満ちた身体の全容をとらえることは容易ではなく、未だ尽きせぬ魅力をたたえています。
本展は、作品中に図像として身体があらわされている作品を取り上げ、かたち、生命、振る舞いといった視点で向き合うものです。作家により他社の身体があらわにされた作品では、その造形的な魅力に触れるとともに、誕生や、それに連なる生命と死について思いを巡らせます。また私たち個人は、身体を媒体として社会とつながりを保っています。公私の狭間を行き来する身体は、他社からのさまざまな刺激を受けとめ、また逆に社会に発信することも可能です。作家自らが自分の身体をあらわした作品においては、社会の構造に対し発言し、私の在り方について問いかけるなど、他社と対話する身体を見出すことができるでしょう。
本展には岸田劉生、猪熊弦一郎らによる絵画やジャコメッティなどの彫刻、石内都、澤田知子ほかの写真作品や塩田千春の映像といった多岐にわたる表現方法で国内外の16人の作家が製作した作品41点が出品されます。これらの身体が奏でるさまざまな音色を、鑑賞者の身体全体で感じとっていただければ幸いです。

主な出品作品
岸田劉生「裸婦」
油彩・カンヴァス 1913年 大原美術館所蔵
コンスタンティン・ブランクーシ「うぶごえ」
ブロンズ 1917年 名古屋市美術館所蔵
猪熊弦一郎「少年」
油彩・カンヴァス 1922年 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館所蔵
アンリ・マティス「ダンス」
エッチング1935-1936年 横浜美術館所蔵
アルベルト・ジャコメッティ「女性立像」
ブロンズ 1952年 徳島県立近代美術館所蔵
ギルバート&ジョージ「デス・アフター・ライフ」
写真1984年 大阪市立近代美術館建設準備室所蔵
石内都「傷跡-1976、事故、ニューヨーク」
ゼラチン・シルバープリント 1996/98年 国立国際美術館所蔵
塩田千春「バスルーム」
ビデオ 1999年 個人蔵
森・・・
ホームページ
http://mimoca.org
展覧会問合せ先
TEL : 0877-24-7755 FAX : 0877-24-7766
会場住所
〒763-0022
香川県丸亀市浜町80-1
交通案内
◎ お車で
JR 丸亀駅前地下駐車場・2時間無料
(当館1階受付にて駐車券をご提示ください)

本州方面から
・(瀬戸大橋経由) 瀬戸中央自動車道 坂出北ICより 約10分
・(神戸淡路鳴門道経由) 高松自動車道 坂出ICより約15分

四国内の高速道路から
・高松自動車道 坂出IC・善通寺ICより 約15分

◎ 鉄道(JR)で
JR 丸亀駅下車、南口より 徒歩1分

・東京駅―(新幹線で約3時間20分)―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
・博多駅―(新幹線で約1時間40分)―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
・高松駅―(予讃線快速で約30分)―丸亀駅

◎ 飛行機で
高松空港から
高松空港―(タクシー約40分 / 乗合タクシー約50分 ※1 / リムジンバス約75分 ※2 )―丸亀
※1 高松空港シャトル便 (要予約/東讃交通株式会社)
※2 丸亀・坂出・空港リムジンバス (琴参バス株式会社)

岡山空港から
岡山空港―(リムジンバス約30分 ※3 )―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
※3 岡山空港リムジンバス (中鉄バス株式会社)、空港リムジン (岡電バス)

◎ 高速バスで
・[東京・横浜から] 夜行 (ハローブリッジ)
・[名古屋から] 夜行 (さぬきエクスプレス名古屋)
・[大阪・神戸から]昼行 (さぬきエクスプレス大阪)
・[福岡から] 夜行 (さぬきエクスプレス福岡)
ホームページ
https://mimoca.org
香川県丸亀市浜町80-1
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