ボストン美術館が所蔵する浮世絵のうち、約55,000点の版画と700点の肉筆浮世絵の中から、江戸時代を代表する浮世絵師たちが描いた、この世に1点しか存在しない肉筆画ばかり68組82点を一堂に紹介。その作品のほとんどが明治時代に来日したアメリカ人医師のウィリアム・ビゲロー氏の集めたコレクション。
これまで、その数があまりにも膨大なため、長い間「幻の浮世絵コレクション」
と言われてきたが、1996年から日本人研究者が現地調査を行ない、多くの肉筆浮世絵を発見。展示作品のほとんどが日本初公開、色鮮やかな肉筆浮世絵が里帰り。