タイトル等
茶道具から見た喫茶のこころ
会場
板橋区立郷土資料館
会期
2007-04-14~2007-06-24
休催日
月曜日(祝日の場合、翌日)
観覧料
無料
主催者
板橋区立郷土資料館
概要
春の茶摘みにあわせた館蔵茶道具(製茶道具も含む)による展示。板橋では明治時代から昭和30年代にかけて茶葉が生産されていた。かつては東京近郊有数の茶葉生産地として有名であったが、今日では成増地区に垣根風の茶樹と、徳丸地区で新たに始めた茶畑を見るだけである。徳丸の茶畑は、地元の有志によって平成12年から始め、年2回(春・夏)茶葉を収穫できるまでに至り、今や板橋の名物となりつつある。茶摘みには小学校児童が参加し学校教育に果たす役割も大きい。本展は、板橋での茶の再興を記念して、当館が長年収集してきた茶道具を通して、新たな板橋の茶文化を考える展示とする。
日本の茶は、茶葉の栽培のみならず、使用する茶道具を通して文化的・精神的な世界観を形成してきた。これはまた、日本が世界に誇る代表的な文化的価値観として広く受けとめられてきたのである。しかし、茶とは、茶道にのみその世界観があるのではなく、むしろ茶栽培とそれを支えた人々の上にこそ成り立つ所こそが大きく、喫茶文化の裏側に隠れていた茶栽培を始め、地域による喫茶のありようを掘り下げていく。また、今日の大衆化された喫茶の変化をも見据えてみたい。本展では板橋の茶生産と喫茶人のようすを紹介しながら、新たな茶文化の萌芽性を見出したいと考えている。
ホームページ
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/kyoudo/
展覧会問合せ先
板橋区立郷土資料館 Tel.03-5998-0081
会場住所
〒175-0092
東京都板橋区赤塚5-35-25
交通案内
●都営三田線「西高島平」駅下車 徒歩13分
●東武東上線「下赤塚」駅下車 徒歩23分
●東京メトロ有楽町線「地下鉄赤塚駅下車 徒歩25分
●東武東上線「成増」駅北口より国際興業バス
(赤羽行・志村車庫行)「赤塚八丁目」下車 徒歩8分
●「高島平操作場⇔区立美術館⇔成増駅北口」増17系統・国際興業バス
「区立美術館」下車 徒歩2分。
東京都板橋区赤塚5-35-25
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