ルネサンス美術の本格的な展覧会を、イタリア文化財省・文化活動省、イタリア外務省の協力のもとに開催します。 15世紀、「神のごとき画家」とよばれたペルジーノの評価は、今日再び高まりつつあります。ラファエロの師匠としても有名なこの画家の、日本で初めての展覧会。西日本では福山のみの開催です。瑞々しい初期作品の《少年の肖像》(ウフィツィ美術館)から、甘美な円熟期の《慰めの母》(ウンブリア国立美術館)など、晩年までの制作を珠玉の作品でたどります。出身地であるウンブリア画派の作品も展示し、芸術家を育んだルネサンスの世界へと、みなさまをお連れいたします。