浜風の爽やかな高砂緑地の茅ヶ崎市美術館で、第25回記念茅ヶ崎美術家協会展をおこないます。 1948(昭和23)年、地元の志を同じくする五名の若き画家達によって〈茅ヶ崎美術クラブ〉が結成され、以来昭和の激動時代を、ひたすら「作品」を通して切り開きながら発展してきました。 1973(昭和48)年には名称を〈茅ヶ崎美術家協会〉と改め、その後の1983(昭和58)年には一般公募を開始しています。そして今年は25回展となる記念の年にあたります。 現在の会員は68名、個性豊かな新しい絵画の可能性を求めて制作を続け、力作を発表しております。 年々レベルアップする一般公募作品と共に、皆様のご高覧を切にお願い申し上げます。 茅ヶ崎美術家協会 開館以来毎年恒例となっている本展は、節目となる第25回展となります。これを記念して、会期中「本谷美加子オカリナ演奏会」が開催されます。 また、本年5月には『茅ヶ崎美術家協会25回展記念画集』も完成。これは美術家協会の前身である茅ヶ崎美術クラブの発足から約60年にもおよぶ足跡の記録であると同時に、この地域における戦後美術史の一面をしめす資料でもあります(会期中協会展受付にて販売)。 多年の歴史をふまえ、着実なあゆみをつづける茅ヶ崎美術家協会展。今年も全館を使って展示いたします。