タイトル等
生誕120年 富本憲吉展
会場
世田谷美術館
会期
2007-01-04~2007-03-11
休催日
毎週月曜日(1/8.2/12[月・祝]は開館、翌日休館)
開催時間
午前10時~午後6時(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般1000(800)円 大高生65歳以上700(560)円
中小生400(320)円
( )内は20名以上の団体料金、障害者割引あり
主催者
世田谷美術館、朝日新聞社
概要
近代陶芸の巨匠として広く人々に知られる富本憲吉は、1886年、奈良県安堵村に生れ、2006年が生誕120年にあたります。東京美術学校(現・東京藝術大学)図案科に入学し、建築と室内装飾を学び、早期に卒業制作を提出して英国に留学しました。そこでウィリアム・モリスやホイッスラーらの仕事を目の当たりにし、大いに触発されます。帰国後、バーナード・リーチと親交を結び、安堵村の自宅に楽窯を築いて制作した楽焼から、本格的な作陶の道へと入っていきました。1926年には上京し、千歳村(現・世田谷区上祖師谷)に新居と窯を築き、終戦まで制作の拠点としました。戦後は京都に活動の場を移し、東京時代に会得した色絵磁器の技術の洗練のみならず、金銀彩の世界に新境地を見出し、1955年には「色絵磁器」で、第1回重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。
1963年に他界するまでの約50年にわたる多彩な作陶活動は、「模様から模様をつくる可からず」という信念のもと、オリジナルな形と模様をひたすらに追求し、用と美の結合という工芸のあり方を求めて格闘した遍歴の軌跡でもあります。
本展は、富本憲吉の生誕120年を記念し、大和時代、東京時代前期の楽焼・土焼・染付・白磁から、東京時代後期、京都時代の色絵・金銀彩まで、全時代の代表作をそろえるとともに、留学先のロンドンでのスケッチや絵手紙、自刻自摺の木版画や装幀本といった多彩な資料など約250点で富本憲吉の全容に迫ります。
ホームページ
http://www.setagayaartmuseum.or.jp
展覧会問合せ先
03-3415-6011
会場住所
〒157-0075
東京都世田谷区砧公園1-2
交通案内
● 東急田園都市線「用賀」駅下車、北口から徒歩17分、または美術館行バス「美術館」下車徒歩3分
● 小田急線「成城学園前」駅下車、南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
● 小田急線「千歳船橋」駅から田園調布駅行バス「美術館入口」下車徒歩5分
● 美術館専用駐車場(60台、無料):東名高速道路高架下、厚木方面側道400m先。美術館まで徒歩5分
ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都世田谷区砧公園1-2
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