タイトル等
様々なる祖系 杉本博司 新収蔵作品展
会場
国立国際美術館
会期
2007-04-07~2007-06-24
休催日
毎週月曜日(ただし4月30日[月・祝]は開館)
開催時間
午前10時~午後5時まで
観覧料
一般420(210)円 大学生130(70)円 高校生70(40)円
( )内は20名以上の団体料金
中学生以下、満65歳以上、心身に障害のある方と付添1名は無料
(証明できるものをご提示いただく場合があります)
主催者
国立国際美術館
概要
1948年東京に生まれた杉本博司は、日本の大学を卒業後アメリカに渡り、ロサンジェルスの大学で写真を学びました。その後ニューヨークに移住し、現代美術作家として写真作品の制作を始めました。杉本の初期の代表作には、自然史博物館のジオラマを撮影した『ジオラマ』(75年~)、全米の映画館で撮影した『劇場』(75年~)、世界の海を撮影した『海景』(80年~)などがあります。90年代後半以降には、杉本は、さらに大きな躍進の時期を迎え、国内外の美術館で数多くの個展が開催され、東京でも大規模な回顧展が成功を収めたことは記憶に新しいところです。
当館は、89年に個展(『近作展5』)を開催して、『ジオラマ』『劇場』『海景』の3シリーズを紹介するなど、早くから杉本の活動に注目してきました。コレクションとしても、『劇場』『海景』『肖像写真』(99年)のシリーズを収集しています。今回の展覧会は、『肖像写真』シリーズの1点に加えて、新たに収蔵された『建築』(97年~)、『観念の形』(04年~)のシリーズをまとめて紹介するものです。
展覧会タイトル「様々なる祖型」は、杉本がそれら3シリーズにおいて、20世紀の歴史的建築、絵画を元にした蝋人形、三次関数の数式を立体化した模型など、相異なる「かたち」にレンズを向けながらも、一貫して、人を魅了する美しさを讃えさせながら、芸術や人間の本質的なものへと、思いを馳せさせる作品をつくり続けている点に由来します。
出品点数は12点と少なめですが、杉本の近年のシリーズをまとめて見る、関西では最初の貴重な機会となります。展示も、建築にも造詣の深い杉本自身のプランに基づくもので、ユニークな会場構成を楽しんでいただけるに違いありません。
ホームページ
http://www.nmao.go.jp/
展覧会問合せ先
06-6447-4680(代)
会場住所
〒530-0005
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
交通案内
電車をご利用の場合

■京阪
中之島線 渡辺橋駅(2番出口)より 南西へ徒歩約5分
淀屋橋駅(7番出口)より土佐堀川を越え 西へ徒歩約15分

■地下鉄
四つ橋線 肥後橋駅(3番出口)より 西へ徒歩約10分
御堂筋線 淀屋橋駅(7番出口)より 土佐堀川を越え西へ徒歩約15分

■JR
大阪環状線 福島駅 / 東西線 新福島駅(2番出口)より 南へ徒歩約10分
大阪駅より 南西へ徒歩約20分

■阪神
福島駅より 南へ徒歩約10分

■阪急
梅田駅より 南西へ徒歩約20分

バスをご利用の場合

■中之島ループバス「ふらら」
淀屋橋駅(4番出口) 西へ100メートル 「淀屋橋」(土佐堀通/住友ビル一号館前)より 「市立科学館・国立国際美術館前」下車すぐ

■市バス
JR大阪駅前より53号・75号系統で「田蓑橋」下車、南西へ徒歩約3分

※美術館には専用駐車場はありません。
ご来館は、電車・バス等をご利用ください。
心身に障害のある方で車でのご来館を希望される場合は、美術館北側の有料駐車場をご利用いただきますようお願いします。
ホームページ
http://www.nmao.go.jp/
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
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