タイトル等
朝鮮王朝の美
会場
北海道立函館美術館
会期
2001-09-19~2001-11-11
休催日
月曜日(ただし、9/24、10/8、11/5は開館)9/25(火)、10/9(火)、11/8(火)
観覧料
一般1000円(800円)、高大生600円(500円)、小中生400円(300円) ※()内は10名以上の団体料金
主催者
北海道立函館美術館/北海道新聞/国際芸術文化振興会/大韓民国 国立民俗博物館 朝鮮王朝の美展実行委員会
概要
朝鮮王朝あるいは李氏朝鮮とも呼ばれる時代は、1392年から1910年にいたるまで、27人の王により518年にわたって統治された世界史上まれにみる長命な王朝です。
当時の社会生活、芸術文化は、仏教にかわり儒教を基盤として展開されました。社会のエリートであった文人が余技として描いた伝統的な絵画。逆に無名の画家たちによって描かれ、一般庶民層に幅広く浸透していた民画。当時の世界の一流レベルに達し、日本にも大きな影響を与えた陶磁器類。華やかで調和がとれた家具や服飾、そして細やかな手仕事の極致である刺繍や組み紐、装飾品。朝鮮王朝の人々は、それぞれの身分に応じて、このような洗練された美術品で身の回りの空間を充たし、大河のように悠然とした時の流れの中で生活していたのです。
当時の社会は、儒教の教えに基づき、男性主の部屋(サランバン)と主婦の部屋(アンバン)のように、生活のさまざまな場面で、男性的社会と女性的社会とが明確に区別されていました。本展は、そうした二つの視点からこれらの多彩な芸術文化を紹介します。生活全般にわたる美術・工芸品約260点は、国立中央博物館、国立民俗博物館など、韓国を代表する美術館、博物館などのコレクションから厳選されました。
いよいよ2002年には、日本と韓国を舞台にしたワールドカップが開催されます。今後、映像や直接の往来を通して韓国市民の生活、文化に触れる場合は飛躍的に増えていくことでしょう。本展も、そうした両国間の相互理解・交流をさらに促進する機会の一つになれば幸いです。
ホームページ
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/hbj
展覧会問合せ先
函館美術館 Tel.0138-56-6311
会場住所
〒040-0001
北海道函館市五稜郭町37-6
交通案内
市電
「函館駅前」から 湯の川方面乗車
「五稜郭公園前」下車 徒歩7分

バス
「函館駅前」から 函館バス5-1、6-2、50、59、60、105系統、106ループ27、130系統乗車
「五稜郭公園入口」下車 徒歩3分

タクシー
JR函館駅より 約10分
函館空港より 約20分

※当館ご利用の方は駐車場料金が2時間まで無料になります。
ホームページ
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/hbj
北海道函館市五稜郭町37-6
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