公募「広島の美術」は、広島で美術を愛好する多くの人々に参加し競っていただき、この地域の現況を市民の方々に紹介する目的で設けられ、1989(平成元)年度から隔年で開催しています。7回目を迎える今年は、平面、立体、映像の各部門に合計402点の応募がありました。5人の審査員による審査の結果、対象は池森暢昌(いけもり のぶまさ)さんの「誘惑」に決定しました。受賞作品は、人の背中をクローズアップした油彩作品で、22歳での大賞受賞は過去最年少です。
本展では、この大賞のほか優秀賞、奨励賞、佳作の入賞作品14点を含む、入選作品117点を紹介します。また会期中10月31日まで、来館者の皆さんにベストと思われる作品を投票していただき、1位の方を表彰します。