タイトル等
幕末の写真師夫妻 島霞谷と島隆
会場
群馬県立歴史博物館
会期
2007-04-21~2007-06-03
休催日
月曜日(ただし、4月30日は除く)
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般500(400)円 大高生300(240)円 中学生以下 ( )内は20名以上の団体割引料金 障害者手帳などをお持ちの方と、その介護者1名は無料
概要
昭和63年(1988)、桐生市内で幕末から明治にかけての油絵・写真作品と関係記録が発見され、幕末の写真師で洋画家の島霞谷とそれを支えた妻隆の存在が明らかとなりました。 島霞谷は開成所にて学んだ洋学者で、黎明期の油彩画法と写真術を習得し、鉛活字を発明するなど、美術史や科学技術史において極めて重要な位置にあることがわかりました。また、その万能ぶりから、「奇才」「和製ダビンチ」などど呼ばれています。さらに、その妻隆は夫と共に写真術を身につけ、霞谷の死後、郷里桐生で写真館を開業し、日本初の女性写真師となりました。 このたび、所蔵者の島家から、島霞谷と隆の作品・関係資料2000点が、ほぼ一括して当館に寄託されました。また、本年が島霞谷生誕180年にあたることから、これらを記念して、島霞谷と隆の作品及び関係資料からおよそ130点を厳選して公開いたします。 展示構成と主な資料 それは壁穴から始まった 横浜クラシックカメラコレクション(旧ネイラーコレクション) 第1部 写真術事始め-湿板写真の時代- 島夫妻肖像写真、及び島夫妻撮影写真[ガラス湿板・鶏卵紙]/島夫妻使用撮影鏡[カメラ] 第2部 永遠のまなざし-写真絵と情報化の技術- 島霞谷筆団扇を持つ女性像[絹本著色]/島霞谷筆徳川慶喜肖像[紙本著色]/鉛合金活字(霞谷作) 第3部 遊歴と交友の日々-近代表現の胎動- 銚江遊名合作[紙本淡色]/渡辺崋山筆船頭図[紙本淡彩]/高橋由一筆ヒポクラテス肖像[紙本淡彩]
ホームページ
http://www.grekisi.gsn.ed.jp/
展覧会問合せ先
Tel.027-346-5522
会場住所
〒370-1293
群馬県高崎市綿貫町992-1(群馬の森公園内)
交通案内
JR高崎駅から
新町線系統20 新町駅行き
群馬の森線系統10 岩鼻先回り
群馬の森線系統9 健大先回り
JR新町駅から
新町線 系統21 高崎駅西口行き
※いずれも「群馬の森」で下車、徒歩3分
群馬県高崎市綿貫町992-1(群馬の森公園内)
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