タイトル等
~松園・遊亀・不矩~松園賞・文化勲章受章の女流日本画家たち
会場
滋賀県立近代美術館
会期
2007-04-21~2007-06-03
休催日
毎週月曜日 (ただし4/30は開館 翌5/1は休館)
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般900(700)円 高大生650(500)円
小中生450(350)円
( )内は前売および20名以上の団体料金
主催者
滋賀県立近代美術館、京都新聞社
概要
滋賀県立近代美術館では平成19年(2007年)4月21日(土)から6月3日(日)まで、企画展「~松園・遊亀・不矩~松園賞・文化勲章受章の女流日本画家たち」を開催します。個性豊かな3人の女性画家の作品を一堂に展示する贅沢な展覧会です。

近代日本の歩みの中で、美術制度が整えられ、展覧会に入選し賞を獲得することで、女性も画家としての社会的地位が認められるようになりました。その中でまず特筆される画人は上村松園(うえむらしょうえん)です。女性のための教育機関がまだなかった時代に、男性に交じって画塾で学び、順調に文展・帝展で入選を重ね、帝国芸術院会員・帝室技芸員となり、戦後は女性で初めて文化勲章を受章しました。
昭和24年(1949)に松園は没しましたが、その遺作展の収益を基金に若手女流日本画家を対象に「上村松園賞」が設けられました。6年に渉って5人に授与されたましたが、このうちのあきの秋野不矩(あきのふく)・小倉遊亀(おぐらゆき)の2名はまた松園に続いて文化勲章を受け、鮮やかな足跡を残しています。遊亀は長年日本美術院の看板画家として活躍し、理事長も歴任しました。不矩は創造美術の創立会員として、現在の創画会の礎を築きました。彼女らの魅力は何よりも、壮大で懐の深い、その絵画世界にあります。

本展は松園・遊亀・不矩、3人の女性画家の足跡を作品でたどり、彼女ら独自のスタイルの確立とその波紋を、近代日本美術が発展する文脈の中に読みとろうとするものです。3人の人気日本画家の作品をまとめて鑑賞できる機会は滅多にございません。皆様ぜひご観覧ください。
ホームページ
http://www.shiga-kinbi.jp/
展覧会問合せ先
代表077-543-2111
会場住所
〒520-2122
滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
交通案内
●公共交通機関をご利用の場合

JR琵琶湖線(東海道本線)「瀬田駅」からバス「滋賀医大」行きにて「文化ゾーン前」下車、徒歩約5分。
(バスは瀬田駅前1番乗り場から「帝産湖南交通バス」が、2番乗り場から「近江バス」が発着しています)

瀬田駅はJR京都駅から普通列車で約17分、JR大阪駅から快速列車で約46分。
新快速列車は停まりませんのでご注意下さい。

●タクシー利用の場合

「瀬田駅」から約15分(美術館の入り口まで乗り入れできます)。
(帰路のタクシーは、エントランス受付裏の公衆電話から依頼すれば、美術館の通用門前まで乗り入れてもらうことができます)
なおタクシーは文化ゾーン北ゲートからは入れません。
美術館入口まで入る場合は約1キロ先の東ゲートまでう回しますので、ご注意下さい。

●自家用車をご利用の場合

名神・新名神高速道路経由の場合:草津田上インターから約5分
文化ゾーン駐車場3か所 (約320台収容可能、無料)
ホームページ
http://www.shiga-kinbi.jp/
滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
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