タイトル等
コレクションによるテーマ展Ⅸ 和を装う本
会場
うらわ美術館
会期
2007-04-28~2007-06-24
休催日
月曜日(祝日の場合は翌火曜日が休館)
開催時間
午前10時~午後5時(土・日曜日は~午後8時)
入場は閉館の30分前まで
観覧料
無料
主催者
うらわ美術館
概要
日本の書物は、古来より巻子本や折本、冊子などの形態で活用されてきました。巻子本は物語絵巻や道中絵巻といった巻物で、折本はお経の形で用いられているのをどこかで目にしたことがあるでしょう。冊子形態では室町時代に中国明より伝わった装訂(糸でかがる袋綴じ)が、和装本の基本的な装訂方法として受け継がれ、長く人々に親しまれてきました。しかし明治に入ると、西欧文化の流入に伴い生産性に富んだ洋装本が普及し始め、大量生産に適さない和装本は時代の変遷と共にその影をひそめることになりました。洋装本に囲まれた今日では、和装本のような「和」を感じる本と出会う機会は多くありません。
そこで本展では、「本をめぐるアート」に基づいた収蔵品の中から「和」にスポットを当て、和綴じ本や「和」の色あいを放つ素材・表現の多様な本を15タイトル136点紹介します。思わず触りたくなるような縮緬加工の施された「ちりめん本」は明治期生れ。英語やフランス語、ドイツ語などの諸外国語版が出版され、広く西洋の関心を集めました。民芸運動の機関誌である『工藝』は、染布や和紙を装幀に、また各地で漉かれた和紙を材料に用い、それ自体が工芸的な趣きを見せています。『寓話』や『ドン・キホーテ』、『出埃及期』(埃及=エジプト)などの外国の物語は和風の挿絵や短歌で表現され、話の内容と表現方法とのギャップや奇妙な馴染み方が面白みを誘います。
様々な分野で「和」が注目されている今、本の世界でも「和」の魅力を再発見してみませんか。
ホームページ
http://www.uam.urawa.saitama.jp/
展覧会問合せ先
048-827-3215(代)
会場住所
〒336-0062
埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階
交通案内
※うらわ美術館は、「浦和ロイヤルパインズホテル」と同じ建物(浦和センチュリーシティビル)の3階にあります。建物中央付近にあるうらわ美術館連絡用エレベーターをご利用ください。

=電車をご利用の場合=
JR 浦和駅 西口より 徒歩7分
JR 京浜東北線、高崎線、宇都宮線、上野東京ライン、湘南新宿ラインが停車します。
大宮駅から8分、上野駅から20分、新宿駅から25分。

=お車でお越しの場合=
東北自動車道 浦和出口から9キロメートル、
首都高5号池袋線・埼玉大宮線 浦和南出口から4キロメートル、
外環自動車道 三郷方面より 外環浦和出口から5キロメートル、大泉方面より 戸田西出口から7キロメートル。

駐車場について
浦和センチュリーシティビル地下の公営駐車場(有料)をご利用ください。
ホームページ
https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/
埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階
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