タイトル等
コレクションViewpoint 「mite! 見て!」
会場
川村記念美術館
会期
2007-03-17~2007-07-01
休催日
月曜日※ただし4月30日(祝・月)は開館
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般800(700)円 大高生・70歳以上600(500)円
中小生400(300)円
( )内は20名以上の団体料金
主催者
川村記念美術館(大日本インキ化学工業株式会社)
概要
「mite!」とは
本展は、当館が1998年に開催した展覧会「なぜ、これがアートなの?」の共同企画者であった美術史家アメリア・アレナス氏にふたたび協力を仰ぎ、実現するコレクション企画展です。「mite!」とは、Method for Interactive TEachingの略で、アレナス氏の提唱で日本全国に広がりつつある対話型鑑賞教育プロジェクトを指します。

展示について
鑑賞者に作品そのものとじっくり向き合ってもらえるように、通常とは少し変わった展示方法が取られます。会場では、13点の出品作が、作品の中に見られる形やモチーフなどの共通項によって4つのセクションにグループ分けされています。このため、ジャンルや年代が一致せず、一見無関係と思えたり、平面と立体の組み合わせなどが以外に思われたりするかもしれません。また、壁面には作家名や題名などのキャプションがありません。代わりに、作品について考えたり話したりするための糸口になるように、アレナス氏から寄せられたヒントが掲示されます。

あなたと話して、アートに近づく
美術鑑賞を楽しむコツのひとつとして、あらかじめ作品の情報を頭に入れず、目の前にある作品をじっくり見ることはとても大切です。まずは自分の感覚と経験だけを頼りに何が描かれているのか自問自答してみてください。「この人はだれだろう。何をしているの。ここはどこ…」
今度は同じセクションの作品と見比べてみてください。ひとつの作品を見ているだけでは気づかなかった新しい発見があるかもしれません。また、壁に掲げられたアレナス氏のヒントも、作品をより深く、丁寧に見ることに役立つでしょう。
もしも友だちや家族が一緒なら、作品の前でそれぞれの考えを語り合ってみましょう。自分には見えていなかった何かに気づき、思いもよらない発見があるからです。アートをめぐって誰かと話す、それ自体もなかなか面白いものです。
毎日2時からは、来館者同士が意見交換できるギャラリートークを行います。美術館で出会った人たちと一緒に作品を鑑賞し、ともに語り合う時間は、旅先での短い出会いのように貴重な体験となることでしょう。
ホームページ
http://kawamura-museum.dic.co.jp/
展覧会問合せ先
0120-498-130
会場住所
〒285-8505
千葉県佐倉市坂戸631
交通案内
京成佐倉駅南口、JR佐倉駅南口から無料送迎バス
千葉県佐倉市坂戸631
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