タイトル等
加山又造展
会場
茨城県近代美術館
会期
2007-02-17~2007-03-25
休催日
2月19日(月)3月5日(月)
開催時間
午前9時30分~午後5時(金曜日は午後8時まで)
入場は閉館30分前まで
観覧料
一般830(700)円 大高生580(470)円 中小生350(230)円
( )内20名様以上の団体および入館券の料金
3/24を除く毎週土曜日は高校生以下入場無料
昭和13年4月1日以前にお生まれの方は入場無料
主催者
茨城県近代美術館
概要
旧態依然たる日本画への批判が高まりを見せる戦後の混乱期,加山又造(1927~2004)は画業を出発させました。「世界性に立脚する日本絵画の創造を期す」と謳った創造美術展(現在の創画会展)に初入選した加山は,西洋の20世紀美術を積極的に摂取して新たな日本画を創り出そうとする画壇の動きと呼応するように,初期には鳥や動物をモチーフにシュルレアリスムやキュビスムなど西洋画の影響を強く受けた作品を発表します。しかし昭和30年代後半になると日本の伝統絵画に回帰するようになり,大和絵や琳派から学んだ華麗な花鳥風月の世界を築き,琳派を現代に甦らせた画家と高い評価を得ました。さらにライフワークとして裸婦を描き,昭和50年代には水墨画のもつ精神性の深い表現に装飾性を加味するなど,その画業は最後まで変遷し,新たな芸術を模索し続けました。東洋絵画の伝統や日本人の持つ感性を,現代的な造形に昇華させたその芸術によって,戦後日本画壇を常に牽引し続けました。平成15年,その功績が認められ文化勲章を受章しますが,翌16年76歳でその生涯を閉じました。
本展では,初期から晩年までの代表作により,その多彩で奥深い加山芸術の全貌を紹介します。

加山又造は屏風の大作を描き続けたことでも知られていますが、この展覧会でも30点近くの屏風作品が、壁面長100メートル余りにわたって展示されます。金箔、銀箔を多用した優美で華麗な琳派に倣った作品、水墨で描かれた日本や中国の自然など、屏風という東洋独自の絵画形式による大画面が会場内に広がる様は、圧巻といえるでしょう。
ホームページ
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
展覧会問合せ先
茨城県近代美術館Tel.029-243-5111
会場住所
〒310-0851
茨城県水戸市千波町東久保666-1
交通案内
【電車・高速バスをご利用の場合】
■水戸駅まで
◎ 電車 /
上野駅から JR常磐線、特急列車で約1時間、JR水戸駅下車。
◎ 高速バス /
JR東京駅 八重洲南口バスターミナルから、JR水戸駅まで約2時間。

■水戸駅から
◎ 徒歩 /
水戸駅南口から 約20分。
◎ バス /
水戸駅北口⑧番のりばから乗車約5分、「文化センター入口」にて下車。
◎ タクシー /
水戸駅南口から 約5分。

【車をご利用の場合】
常磐自動車道
水戸インターから、国道50号バイパス経由、約20分。
北関東自動車道
茨城町東インターから 約15分。
ホームページ
https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
茨城県水戸市千波町東久保666-1
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