タイトル等
特別公開 横山大観《生々流転》
会場
東京国立近代美術館
会期
2007-01-02~2007-03-04
休催日
毎週月曜日(ただし1/8、2/12は開館、翌日[火]休館)
開催時間
午前10時~午後5時(金曜日は午後8時まで)
入館は閉館30分前まで
観覧料
一般420(210)円 大学生130(70)円 高校生70(40)円
( )内は20名以上の団体料金
中学生以下、65歳以上、障害者手帳等をお持ちの方
及び付添者1名は無料。
概要
横山大観(1868-1958)作《生々流転》(1923年、日本美術院再興第10回展出品、重要文化財)をこの冬、久しぶりに巻頭から巻末まで一挙に公開します。
大観は水戸生まれ、東京美術学校卒業後は同校助教授となりましたが、1898年に岡倉天心に殉じて連袂辞職し、日本美術院の創立に参加しました。天心の歿後、1914年に下村観山らと日本美術院を再興、院の発展に尽力しました。
《生々流転》は、川の上流に立ち込める湿った大気の描写から始まります。大気は木々を濡らし、そこから一滴の水が生まれ、小さな流れをつくります。幾筋かの小川は合わさり谷を伝い、時に漁師や旅人を見ながらやがて滔滔と流れる大河へと姿を変え、ついには海へと注がれます。大海原には暗雲が立ち込め、渦巻く雲と逆巻く波の間を、天へ向かって一匹の龍が昇って行きます。物語は壮大なスケールですが、決してこれで終わりではありません。龍として天に昇った水は再び一滴の雫に姿を変えて新たな一生を送るのです。《生々流転》という題名も示すように、この作品からは大観の自然観や人生観をよくうかがうことができるでしょう。
40mという長大な画面にもかかわらず破綻のない構成に、これまでの研究成果ともいえるさまざまな水墨技法が駆使された本作品は、気力に満ち溢れた大観の画業の集大成ということができます。今回は当館所蔵になる他の作品もあわせて展示します。大観の芸術をご堪能ください。
ホームページ
http://www.momat.go.jp
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒102-8322
東京都千代田区北の丸公園3-1
交通案内
東京メトロ東西線 竹橋駅 1b出口 徒歩3分
ホームページ
https://www.momat.go.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都千代田区北の丸公園3-1
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