タイトル等
今日の作家XI:鷲見和紀郎・畠山直哉
会場
神奈川県立近代美術館 鎌倉
会期
2007-01-06~2007-03-25
休催日
月曜日(1/8、2/12は開館)祝日の翌日(1/9[火]、2/13[火]、3/22[木])
開催時間
午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
観覧料
一般800(700)円 20歳未満・学生650(550)円 65歳以上400円
( )内は20名以上の団体料金です。
高校生以下の方、障害者の方は無料です。
主催者
神奈川県立近代美術館
概要
神奈川県立近代美術館では、1988年から「今日の作家」シリーズとして、現在活躍している二人の作家による展覧会を行ってきました。第11回となる本展では、彫刻家の鷲見和紀郎と写真家の畠山直哉の仕事を、新作を含めて紹介いたします。

鷲見和紀郎-光の回廊
SUMI Wakiro Corridor of Light
鷲見和紀郎(1950-)は、ブロンズ鋳造による作品を軸に、一貫して彫刻の可能性を追求してきました。1970年代からミニマル・アートを批判的に咀嚼した真鍮や鉄の立体を製作し、1980年代からは表面の現われを問いつつも量塊性を意識したブロンズ彫刻、さらに絵画的彫刻ともいうべき<ヴェール>のシリーズを始めます。2000年以降には、人体を連想させる<ダンス>のシリーズが始まりました。新作では、鷲見の製作の核となるブロンズ彫刻に光(蛍光管)という異素材が組み合わされ、作家の新たな展開をみてとれます。本展は、代表作品に加え、光と彫刻の関係を示す新作、さらにドローイングやワックスを用いた現場製作のインスタレーションなどで、その多様な作品世界を紹介します。

畠山直哉展
HATAKEYAMA Naoya/Draftsman’s Pencil
畠山直哉(1958-)は、筑波大学で大辻清司に写真を学んだ後、80年代後半から開始した石灰石鉱山のシリーズと、都市を被写体に無人の光景をとらえた作品群で注目を集めました。木村伊兵衛賞の受賞(1997年)をはじめ、ヴェネツィア・ビエンナーレへの参加(2001年)や、国内外での回顧展(共に2002年)など、90年代以降の日本を代表する写真家の一人として国際的に活躍しています。
「Draftsman’s Pencil」(製図家の鉛筆)と題された本展は、畠山の主要なテーマである都市や建物の写真に焦点をあわせ、都市の表層性に現れる「自然」について、過去の代表作と近年撮影された新作を合せた約17組(総数約180点)の作品で検証する試みです。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/
展覧会問合せ先
電話:0467-22-5000
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
交通案内
■電車
JR横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉駅」下車、徒歩約10分。

■車
横浜横須賀自動車道路「朝比奈インターチェンジ」から鎌倉霊園を経由して鶴岡八幡宮前へ約4km

鎌倉館、鎌倉別館には駐車場がございません (身障者用駐車スペースを除く)。公共の交通機関をご利用ください。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
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