タイトル等
巴里憧憬
-エコール・ド・パリと日本の画家たち-
会場
名古屋市美術館
会期
2006-11-18~2006-12-24
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前9時30分~午後5時 金曜日は午後8時まで(入場は閉館の30分前まで)
観覧料
一般1000円[800円]、高大生700円[500円]、小中生400円[200円]
[ ]内は前売、および20名以上の団体料金
「巴里憧憬 エコール・ド・パリと日本の画家たち」展入場券で常設展もご覧いただけます。
主催者
名古屋市美術館、読売新聞中部支社、美術館連絡協議会
概要
「ぼくたちはみなフランスで本物を勉強したいという念願でいっぱいだったし、そのころフランスへいくというのはそれは大変なことでしたから」

1927年に初めてフランスに渡った荻須高徳は、当時の心境をこう振り返っています。飛行機など思いもよらない時代。一月あまりの船旅の果てにようやくたどりつくことができた国フランス、そして芸術の都パリ。今では想像することも難しい、日本と彼の地を隔てていた途方もない距離と時間は、そのまま当時の若者たちの憧れの強さと結びついていたのです。フランス、そしてパリに憧れていたのは日本の若者たちだけではありません。ロシア、イタリア、スペイン、アメリカなどなど、世界中の若者たちが彼の地を目ざし、その彼らがやがてエコール・ド・パリ(パリ派)という呼び名で語られるようになったことはよく知られています。
今回の展覧会では、モディリアーニ、シャガール、スーチンなど、エコール・ド・パリの中核を成す画家たちはもちろんのこと、同じパリの空の下で成功を夢見ていた多くの日本人作家の活動を紹介します。最初にして最大の成功者、藤田嗣治に続こうとするもの。フランス人の異国趣味に訴えようと日本画を武器に活躍するもの。最先端の美術思潮を学び日本に持ち帰ろうとするもの。動機や目的はそれぞれに違うものの、パリに寄せる熱い思いという一点で彼らは深く結びついていたのです。そんな彼らの思いが込められた作品約130点が会場に並びます。
ホームページ
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/
展覧会問合せ先
名古屋市美術館Tel.052-212-0001
会場住所
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 [芸術と科学の杜・白川公園内]
交通案内
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」下車、5番出口から南へ徒歩8分
地下鉄鶴舞線「大須観音」下車、2番出口から北へ徒歩7分
地下鉄名城線「矢場町」下車、4番出口から西へ徒歩10分
ホームページ
http://www.art-museum.city.nagoya.jp
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 [芸術と科学の杜・白川公園内]
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