タイトル等
BAKU斉藤+クリス レイナー国連合同写真展「アンコール遺跡の尊顔」日本展
会場
大丸ミュージアム・東京
会期
2006-10-19~2006-10-24
休催日
会期中無休
開催時間
午前10時~午後8時まで 最終日は午後5時30分閉場(入場は閉場の30分前まで)
観覧料
一般800円 大高生600円 中学生以下無料
主催者
国連、ユネスコ、C.M.A「アンコール遺跡の尊顔」実行委員会
概要
カンボジアのアンコール遺跡群は1992年にユネスコから最も緊急に修復を要する世界文化遺産(危機遺産)として登録されました。そして、今までに日本、フランスをはじめ世界30ヶ国もの機関が保存・修復・研究・人材の育成などに積極的に携わってきています。1970年から30年間以上続いていたカンボジアの内戦は1991年のパリ和平協定や国連のカンボジア暫定統治機構(UNTAC)の成立と93年の総選挙や王制復活などによってようやく和平が取り戻され、2004年には各国の献身的努力によってアンコール遺跡群はようやく危機遺産リストからは外れましたが、いまだに破壊・倒壊の危機は続いており予断を許さない状況です。そんな状況下で写真家BAKU斉藤氏は、かつて一枚の写真が残っていたことにより法隆寺の観音像が復元されたことの重要性を認識し、1995年から約9年間にわたり日本国政府アンコール遺跡救済チームのほかいくつものプロジェクトに参加し、未知の存在だった遺跡の全ての尊顔(259体)を世界で初めて撮影することに成功しました。その写真の数々はクメール美術の記録として貴重であるばかりではなく修復活動を支える重要な存在でした。そして、長年政情不安が続き内戦や貧困に苦しめられていたカンボジア国民にとってアンコール遺跡群は自国の文化の誇りともなっています。本展は東洋のギリシャと呼ばれるアンコール遺跡群の彫刻の美しさを紹介するばかりではなく、貴重な世界文化遺産を守り続けていく事の意義を約90点の写真作品を通して体感していただこうとするものです。
ホームページ
http://www.daimaru.co.jp/
会場住所
〒100-6701
東京都千代田区丸ノ内1-9-1 大丸東京店10階
交通案内
東京駅・八重洲口中央から2分、大丸東京店12階
東京都千代田区丸ノ内1-9-1 大丸東京店10階
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