タイトル等
ルネ・ラリック展
-光への軌跡-
会場
北九州市立美術館分館
会期
2006-11-25~2007-01-28
休催日
12月29日(金)~1月1日(月)は休館
開催時間
10時~20時(入場は19時30分まで)
観覧料
一般800(600)円 高大生600(400)円 小中生400(300)円
( )内は前売りおよび20名以上の団体料金
受付にてDECO CLUBカード、井筒屋ウィズカードを
ご呈示の方は500円でご入場できます
主催者
北九州市立美術館、読売新聞社、FBS福岡放送
概要
アール・ヌーヴォー期にジュエリー宝飾で名実ともに頂点を極めたルネ・ラリック(1860-1945)は、40歳を過ぎてから本格的なガラス工芸へと転向を果たし、アール・デコを代表するガラスの大家として一時代を築きました。本展では、ルネ・ラリックのガラス制作の軌跡をたどります。
フランス、シャンパーニュ地方の自然豊かな地で生まれたラリックは、植物や女神像のモチーフで人気を博す一方、ジャポニズムの影響を受け、蝶や草花、小鳥や虫といった日本的なテーマや日本古来の文様を作品に投影し、創作の幅を広げていきます。技法面でも、独特な乳白色のオパルセント・ガラスや彫刻的な造形、宝飾作家時代の経験を生かした華麗なデザインが人々を強く惹き付けました。1900年のパリ万国博覧会で注目を浴びた後は、香水商コティによる香水瓶の依頼をきっかけに、ガラス作品の量産に着手します。時代は政治的にも経済的にも激しい変動期を迎えたパリ。ライフスタイルの変化にいち早く適応した彼は、香水瓶、カーマスコット、ランプシェード、置き時計といった新たな産業製品を多数手がけ、量産と芸術のバランスを絶妙に保った制作を続けました。そしてアール・デコ全盛の1925年、パリで開催された「現代装飾美術産業美術国際博覧会」でラリック芸術は集大成を迎えます。注力したパヴィリオン「ルネ・ラリック館」において、室内外にガラスを大胆に活用し、ガラスを使った空間のトータルコーディネートを実現して見せたのです。ここに、一点制作の小さなジュエリーから始まったルネ・ラリックの創作はガラスによる総合空間芸術まで発展し大きく開花しました。
本展では、花瓶《バッカスの巫女》、香水瓶《彼女らの魂》をはじめ、花瓶、香水瓶、化粧道具、アクセサリー、食器、ランプ、立像、カーマスコットなどガラス作品の代表作約200点を一堂に展観し、スタイリッシュで透明感溢れるルネ・ラリックのガラスの世界に迫ります。
ホームページ
http://kmma.jp/
展覧会問合せ先
北九州市立美術館分館 Tel.093-562-3215
会場住所
〒803-0812
福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州5階
交通案内
― 西鉄バス
・市内各地より 「室町リバーウォーク前」で下車。
・「福岡天神バスセンター」から 高速バス“いとうづ号”(小倉方面行き)に乗車、「西小倉駅前」バス停で下車、徒歩2分。

― 北九州市営バス
・高須・青葉台方面、および二島方面から 10番(小倉方面行き)、大橋通りから 7・10番(小倉方面行き)、室町・リバーウォーク前で下車。
(北九州市役所止まりの場合は 北九州市役所下車、徒歩5分)

― JR
・JR 西小倉駅から 徒歩約5分
・JR 小倉駅(在来線・新幹線)から 徒歩約10分

― モノレール
・平和通り駅より 徒歩7分

― 車
・北九州都市高速道路・小倉駅北ランプから 車で5分
・北九州都市高速道路・大手町ランプから 車で5分
ホームページ
http://www.kmma.jp
福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州5階
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