タイトル等
スポーツウェアの革命
もうひとつの20世紀ファッション
会場
島根県立石見美術館(島根県芸術文化センター「グラントワ」)
会期
2006-09-16~2006-11-28
休催日
火曜日(ただし、11月28日(火)は開館)
開催時間
10:00~18:30(展示室への入場は18:00まで)
観覧料
当日券
一般1000(800)大学生600(450)小中高生300(250)
企画・コレクション展セット
一般1150(920)大学生700(530)小中高生300(250)
( )内は20名以上の団体料金。
主催者
島根県立石見美術館、読売新聞大阪本社
概要
水泳、テニス、ゴルフ、サッカー、野球、スキー…。スポーツは、コンマ一秒の記録を競う競技として、健康を保つための手段として、そして私たちの生活に楽しみをもたらすレジャーとして、ひろく親しまれています。スポーツが一般に普及し始めたのは、わずか100年ほど前のこと。西洋において、乗馬や狩猟などのスポーツは長らく上流階級の特権であり、無駄にエネルギーを消費するこうした行為は、庶民には縁遠いものでした。19世紀末から20世紀初めにかけて、西ヨーロッパでは、交通網の整備とともにリゾート地の開発が進み、一般市民の間に、テニス、ゴルフなどの球技、水泳などの水辺のスポーツ、そしてスキーなどのウィンタースポーツなどがひろまります。
19世紀半ば以降、乗馬等を行う際に着られた服は、機能面から見た場合、通常の服と同じようなものでした。身体の動きを妨げない機能的な服は、まず教育の場において導入されました。そして、19世紀後半にはサイクリングと水浴のためのウェアが、スポーツウェアとしてはっきりとした特徴を持つようになります。続いて、テニスやスキーなどの特定の運動のためにあつらえられたスポーツウェアがつくられるようになりました。スポーツは、スポーツウェアとともに新しい時代のライフスタイルを象徴する事柄として、ファッション雑誌だけでなく、新聞等のメディアにおいて繰り返し紹介されています。
スポーツウェアの機能性を重視した簡素なスタイルは、一般のモードにおいても取り入れられました。こうした新しい美意識は、シャネルをはじめ、クレージュやガーンライヒなど数多くのデザイナーによるドレスにみとめられます。スポーツウェアは、また着る人の身体のラインをあらわにしていきますが、ここでクローズアップされたのは、健康と若さに満ちた「新しい身体」でした。
今回の展覧会では、そうした美しい美意識が反映された、スポーツウェアなどの衣装、版画、写真100点が紹介されます。石見美術館だけで開催される展覧会です。お見逃しなく!
ホームページ
http://www.grandtoit.jp
展覧会問合せ先
島根県芸術文化センター「グラントワ」 Tel.0856-31-1860
会場住所
〒698-0022
島根県益田市有明町5-15
交通案内
飛行機で
・「萩・石見空港」から約6km(→連絡バス:JR益田駅まで約10分)
「東京(羽田)」より約1時間30分
・「山口・宇部空港」から約120km
・「出雲空港」から約150km

新幹線で
・山陽新幹線「新山口駅」下車(→山口線:JR益田駅まで約1時間40分)
「東京駅」より約8時間、「新大阪駅」より約5時間
・山陽新幹線「広島駅」下車(→高速バス:JR益田駅まで約2時間30分)

夜行・高速バスで
・石見交通「益田駅」下車
「東京」より約13時間、「大阪」より約7時間30分、「広島」より約2時間30分

JRで
・JR益田駅から約1km(→バス:約5分、徒歩:約15分)

バスで
・JR益田駅から石見交通バス(医光寺行き)約5分(→「グラントワ前」バス停下車)
バスは10分~15分間隔で運行

自家用車で

浜田・松江方面から
・国道9号線
浜田市より約50分・松江市より約3時間30分

萩・下関方面から
・国道191号線
萩市より約55分

山口・防府方面から
・国道9号線
津和野町より約30分、山口市より約1時間30分

広島方面から
・浜田自動車道「浜田IC」から約45km。または「戸河内IC」から約70km
広島市より約2時間
ホームページ
https://www.grandtoit.jp/museum/
島根県益田市有明町5-15
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