毎年、全国各地で多くの発掘調査が行なわれています。その数は年に数千件にのぼり、そのどれもが、日本列島に暮らした私たちの祖先の貴重な足跡です。しかし、こうした調査のすべてを、私たちが知ることはなかなかできません。そこで本展では、これらの最新の発掘成果のなかでも特に注目される、旧石器時代から近世にいたる全国約48遺跡約730点の考古遺物を展示します。
またテーマ展示として、日本とまわりの国々との長年にわたる交流の姿をさぐる「遺跡でたどる国際交流」をあわせて紹介します。
かつて考古少年だったあなた、知られざる祖先の暮らしぶりに興味のある方、歴史が大好きな人・・・・・・出土したばかりの興味深い品々が、きっとあなたの心をとらえることでしょう。