タイトル等
霊験仏
-鎌倉人の信仰世界-
会場
神奈川県立金沢文庫
会期
2006-10-05~2006-12-03
休催日
毎週月曜日(ただし10月9日は開館、翌10月10日は休館)、11月24日(金)
開催時間
午前9時~午後4時30分(ただし入館は午後4時まで)
観覧料
20歳以上(除く学生)500円(400円)/20歳未満・学生300円(200円)
※( )内は団体(20名以上)料金
※高校生等以下・65歳以上・障害者の方は無料
主催者
神奈川県立金沢文庫/文化庁
概要
我が国における仏教信仰は、古代以来、教学的なものがある一方で、ある特定の仏像が僧俗に対して何らかの利益をもたらしたという、霊験仏への信仰がある。この霊験仏信仰は、早くに『日本霊異記』などの仏教文学作品をもたらした。また仏教美術の側面からは、特定の霊験仏への信仰が模刻という行為を産みだし、いわゆる時代様式を超えた多大な影響も及ぼしている。
本展覧会では、この霊験仏信仰が中世鎌倉を中心とした世界で、どのように展開・発展したかを、その周辺に伝来した仏像や、金沢文庫が保管する仏像・史料から跡づけたい。第一部では鎌倉幕府創始以後、霊験仏信仰がその周辺でどのように伝播・移入・展開されたかを、日本有数の霊験仏である善光寺阿弥陀如来、長谷寺十一面観音、清凉寺釈迦如来などへの信仰に注目することにより明らかにしたい。また第二部では、鎌倉独自に展開した霊験仏信仰について、数々の霊験仏を製作したとされる仏師運慶の活動と、中世の霊験仏信仰に特有な、仏が実際に我々の眼前に現れる、いわゆる「生身仏信仰」に着目することにより、その信仰の様相の一端を明らかにしたいと思う。
ホームページ
http://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/kanazawa.htm
展覧会問合せ先
045-701-9069
会場住所
〒236-0015
神奈川県横浜市金沢区金沢町142
交通案内
京浜急行「金沢文庫駅」下車、徒歩12分
JR根岸線新杉田駅より シーサイドライン「海の公園柴口駅」下車、徒歩10分
京浜急行「金沢文庫」駅より 京急バス「柴町」行きに乗車し「称名寺」下車、徒歩5分
神奈川県横浜市金沢区金沢町142
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