タイトル等
名取洋之助と日本工房[1931-45]
-報道写真とグラフィック・デザインの青春時代-
会場
川崎市市民ミュージアム
会期
2006-07-08~2006-09-03
休催日
月曜日(ただし7月17日は開館)、7月18日(火)
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般800円、学生500円(中学生以下・65歳以上は無料)
主催者
川崎市市民ミュージアム、毎日新聞者
概要
1934年、ドイツから帰国した名取洋之助が率いる「日本工房」により、グラフ雑誌『NIPPON』が刊行されました。これは英独仏西の4か国語で書かれた対外宣伝用の雑誌で、1930年から第二次大戦期の日本の印刷物としては画期的なデザインと内容で高く評価されましたが、ほとんど海外向けに頒布されたため、長らく幻のグラフ誌とよばれてきました(1号~36号)。
この展覧会は、『NIPPON』を軸に、報道写真とグラフィック・デザインの両面にわたり新たな次元を切り拓いた先駆者、名取洋之助と日本工房の知られざる全貌を明らかにする、初めての大規模な展覧会です。
1920年代から30年代は、印刷物による情報伝達に革新がもたらされた時代です。たとえば、写真と文章を大胆なデザインでレイアウトして見せる雑誌が諸国で人気を博し、フォトモンタージュなど人目を引く効果的なデザインが、グラフ雑誌や広告ポスターを華々しく飾りました。
ドイツでデザインと写真を学んだ名取洋之助(1910-1962)は、こうした欧米の最先端の潮流と「報道写真」の考え方を日本にもたらした革新者です。帰国して、写真家そしてアートディレクターとして活躍しました。名取は、1933年、デザイン制作工房「日本工房」を結成します。日本工房には、土門拳や河野鷹思、亀倉雄策などの若き、才能のある写真家・デザイナーが結集し、写真とデザインの領域で画期的な仕事を残すことになりました。
本展では、新発見を多数含む約400点の雑誌・印刷物・写真・作品資料などにより、激動の時代に生きた名取と日本工房に集った若き写真家、デザイナーたちの活動の軌跡を見つめます。
ホームページ
http://www.kawasaki-museum.jp/
展覧会問合せ先
044-754-4500
会場住所
〒211-0052
神奈川県川崎市中原区等々力1-2
交通案内
武蔵小杉駅 (JR 南武線・横須賀線・湘南新宿ライン、東急東横線・目黒線)から バスで約10分
○ 北口 1番乗り場から 川崎市バス
[杉40] 市民ミュージアム行 終点下車
[杉40] 中原駅行 「市民ミュージアム前」下車すぐ
[溝05] 溝口駅前行 「市民ミュージアム前」下車すぐ
○ 南口「東横線小杉駅」バス停から 東急バス
[川33] 市民ミュージアム行 終点下車
○ 横須賀線口 2番乗り場から 東急バス ※土曜・休日のみ
[杉05] 市民ミュージアム行 終点下車

溝の口駅 (JR 南武線、東急 田園都市線・大井町線)から バスで約20分
○ 北口 3番乗り場から 川﨑市バス
[溝05] 小杉駅行 「市民ミュージアム前」下車 徒歩すぐ
○ 北口 5番乗り場から 東急バス
[溝02] 小杉駅行 「市営等々力グランド入口」下車 徒歩8分

川崎駅(JR)から バスで約40分
○ 西口 北バスターミナル 82番乗り場から 東急バス
[川33] 市民ミュージアム行 終点下車

※当館に専用駐車場はありません。お車でお越しの方は等々力緑地公園内駐車場(有料)をご利用ください。
駐車場ご利用の割引等はございません。
ホームページ
https://www.kawasaki-museum.jp/
神奈川県川崎市中原区等々力1-2
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