タイトル等
大佛次郎の清方コレクション展
―鏑木清方鎌倉転入60周年記念―
会場
鎌倉市鏑木清方記念美術館
会期
2006-04-27~2006-05-31
休催日
毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日を休館)展示替・特別整理期間など
開催時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般 200円(140円)、
小・中学生 100円(70円)
※( )は20名以上の団体料金
概要
鏑木清方が深く愛した東京は、戦禍ですっかり変わり果て、自宅も失いました。御殿場に疎開していたこともあり、戦後の復興時には東京への転入は許されず、娘や孫たちの住む鎌倉に住まいを探し、材木座に居を構えました。
ここでの最初の仕事は、「鞍馬天狗」、「霧笛」などで知られる鎌倉文士、大佛次郎氏から依頼された、文芸雑誌『苦樂』の表紙絵でした。
戦時中は戦意高揚中心の絵画が好まれたうえ、物資も不足していて、意のままに描くことができずにいましたが、新たな時代を迎え新しい雑誌の顔を飾る仕事にやりがいを感じ、とりわけ力を注ぎました。
編集者も、清方の粋な雰囲気で雑誌をまとめようと、絵に題字等をかぶせることなく、体裁に心を配りました。
『苦樂』には、もう一つの呼び物である「名作繪物語」が掲載されています。文壇の名作に一流画家が挿絵を添えた、味わい深いシリーズは、読者の心をつかんで放さなかったと言われています。
今回は、大佛次郎コレクションの中から、清方の粋を充分味わえる『苦樂』の表紙絵や、「名作繪物語」に寄せた作品をお借りするとともに、当館所蔵品の中から「虫の音」、「雨華庵風流」など鎌倉で制作された作品をご覧いただきます。
ホームページ
http://kamakura-arts.or.jp/kaburaki/
展覧会問合せ先
Tel.0467-23-6405
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
交通案内
JR横須賀線・江ノ電「鎌倉駅」下車、小町通りを北に徒歩7分左折。
※駐車場・駐輪場はありませんので、公共交通機関をご利用下さい。
ホームページ
http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
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