タイトル等
生誕100年記念 吉原治良展
会場
東京国立近代美術館
会期
2006-06-13~2006-07-30
休催日
月曜日(ただし、7月17日は開館、翌18日休館)
開催時間
10:00~17:00
金曜日は20:00まで
(入館は閉館30分前まで)
観覧料
一般800円(700/600円)、大学生500円(400/350円)、高校生300円(250/200円)、小・中学生無料
※( )内は前売/20名以上の団体料金の順。 いずれも消費税込。
主催者
東京国立近代美術館、朝日新聞社
概要
約半世紀にわたり、常に新しい絵画を求めて前衛美術のパイオニアでありつづけた画家、吉原治良(よしはら・じろう 1905-1972)。海外でも評価の高い「具体美術協会」のリーダーとして知られる彼ですが、関西を本拠地としていたためか、これまで東京ではその全貌に触れることができませんでした。本展は東京で初めての大回顧展となります。

1905年、大阪・淀屋橋南詰に生まれた吉原治良は、独学で油絵を学び、1928年の初個展で「魚の画家」として注目を集めます。その後藤田嗣治との出会いを通じてオリジナリティーの重要性に開眼した彼は、白昼夢のような海辺の風景を描き、さらに抽象絵画の探究へと進みました。

戦後は人間像から再出発しますが、1950年代には激しい筆致と絵具の物質性を活かした抽象絵画を次第に描くようになります。1954年の具体美術協会結成後は、「他人の真似をするな」という信念で若い芸術家たちを導く一方、自らは単純にして多様な「円」の表現へと到達しました。
生誕100年を記念した今回の大回顧展では、戦前・戦後の主要展覧会に出品された代表作を中心に、最初期の作品やこれまでほとんど見る機会のなかった戦時中の素描などをあわせ、約190点の作品でその多彩な創造の全貌に迫ります。

【講演会】
6月17日(土)14:00-15:00 河崎晃一(兵庫県立美術館課長)
7月15日(土)14:00-15:00 熊田司(大阪市立近代美術館建設準備室研究主幹)
※いずれも地下1階講堂、聴講無料、申込不要、先着150名

【担当学芸員によるギャラリートーク】
6月30日(金)18:00-19:00 大谷省吾(当館主任研究員)
7月7日(金)18:00-19:00 松本透(当館企画課長)
※参加無料(要観覧券)、申込不要
ホームページ
http://www.momat.go.jp
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒102-8322
東京都千代田区北の丸公園3-1
交通案内
東京メトロ東西線 竹橋駅 1b出口 徒歩3分
ホームページ
https://www.momat.go.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都千代田区北の丸公園3-1
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