タイトル等
企画展 ベン・シャーン展
わたしは憎むものを描く。わたしは愛するものを描く。
会場
埼玉県立近代美術館
会期
2006-02-11~2006-03-26
休催日
毎週月曜日、祝日の翌日【3月22日(水)】
開催時間
午前10時~午後5時30分(入場は閉館の30分前まで)
※金曜日の夜間開館は実施しておりませんのでご了承ください。
観覧料
一般700円(560円)、大高生560円(450円)
※( )内は団体20名以上の料金
中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料です。
主催者
埼玉県立近代美術館、丸沼芸術の森
概要
ベン・シャーン(1898-1969)は、1930年代から60年代までのアメリカ美術を代表する画家の1人です。リトアニアのカウナスのユダヤ人家庭に生まれたベン・シャーンは、8歳のとき家族とともにニューヨークに移住しました。13歳から石版画工房で見習いとして働き、アート・スチューデンツ・リーグなどの美術学校で版画や絵画の技術を学びました。
30年代初頭には、「ドレフュス事件」、「サッコとヴァンゼッティ事件」など無実の罪で裁かれた人々を描くシリーズで脚光を浴びます。第二次大戦後も、アメリカの公民権運動や、被爆した日本の漁船「第五福竜丸事件」を題材にしたシリーズを描くなど、一貫して迫害や差別、貧困などの社会問題をテーマにしました。しかし、ヒューマニズムの姿勢に貫かれたシャーンの作品は、声高に正義を叫ぶというよりも、静かに語りかけてきます。まるで震えるようなその線からは、無名の人々への深い愛情が伝わってくるようです。その独特の線の魅力は、世界中の多くのグラフィック・アーティストにも影響を与えました。
本展は、埼玉県朝霞市にある「丸沼芸術の森」の所蔵作品によって、ベン・シャーンの世界を紹介します。
ホームページ
http://www.momas.jp/
展覧会問合せ先
Tel 048-824-0111
会場住所
〒330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
交通案内
JR京浜東北線北浦和駅西口から徒歩3分、北浦和公園内
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
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